品ぞろえやレイアウトなど、日本のお店にはお客様を第一に考えた工夫がいっぱいあります。日本に来た外国人も、その利便性の高さに驚くことが多いようです。何度も訪日経験があるという、オーストラリア人とエストニア人のカップルは、日本のコンビニエンスストアが大好き。そのなかでも、とくに好きな食べ物があるといいます。

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オーストラリアでは「超ベーシックなものしか手に入らないよ」

　訪日リピーターのオーストラリア人ジョノさんと、エストニア人のマリさん。ジョノさんが日本に来たのはなんと今回で9回目、そしてマリさんも3回目だといいます。

　ふたりは2か月ほど日本に滞在し、北は北海道ニセコ町から南は福岡県まで、全国9都道府県を観光しました。最後は神奈川県横浜市を訪れ、現在住んでいるエストニアに帰国する予定です。

　そんなふたりが旅の途中で重宝していたのは、訪日外国人観光客から絶大な支持を誇るコンビニです。

「日本のコンビニはなんでもあるから素晴らしいよ。靴下や下着まで、なんでもそろう。オーストラリアのコンビニでは、飲み物と歯磨き粉とか、超ベーシックなものしか手に入らないよ」

　とくに長期旅行中は、いろいろと買い足したいものが出てきがちです。日本では24時間365日、手軽に日用品を買えるコンビニがあちこちにあることに、驚きを隠せない様子です。

　コンビニといえば、おいしい食料品も見逃せません。マリさんは、コンビニで買える食べ物のなかでも、とくにおにぎりにハマってしまったようです。

「好きなのはツナマヨ。本当においしいの」

　ツナマヨは、好きなおにぎりの具ランキングで常に上位に入る、日本人にも大人気の具材。マヨネーズがツナの旨味を引き出してくれるだけでなく、具をしっかりとまとめてくれます。そのため、おにぎりを食べ慣れていない外国人でも食べやすいのが特徴です。

　ジョノさんによると、マリさんがとくに好きなのはファミリーマートのおにぎり。日本人でも、人によって好きなコンビニが違ったり、「コーヒーを買うなら、あのコンビニ」と決めていたりします。日本へ何度も来ているマリさんたちだからこそわかる、こだわりがあるのですね。

（Hint-Pot編集部）