日本食を楽しみに訪日する外国人観光客は、少なくありません。初めて日本へ来たというアメリカ人男性は、「日本にはおいしくないものがない！」と感激。足を運んだ先では、海鮮を使った日本ならではのグルメを楽しんでいました。いったいどんなものを食べたのでしょうか。

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日本のアクセスの良さにも感激

　米ニューヨークからやってきたという、アメリカ人のサムさん。今回が初訪日で、23日の間滞在する予定です。

　食べることが大好きなサムさんは、日本食にも興味津々。ニューヨークにある日本料理店を訪れ、そこで食べた味を自分で再現することも。今回、日本で“本場の味”を楽しんでいるサムさんですが、料理のクオリティはもちろん、観光客ならではの視点で日本に関心を寄せていました。

「日本はいろいろなところにアクセスしやすいから、お店めぐりも楽しめるよね。ニューヨークにも地下鉄があって移動はできるけれど、日本の公共交通機関のほうが便利だと思ったよ」

　慣れない場所での移動は不安になることもありますが、サムさんは電車などを上手に利用し、日本での食べ歩きを満喫しているようです。

エビやマグロ…さまざまな海鮮を堪能

　さまざまな観光地に足を運び、その土地ならではの食を楽しんだというサムさん。どこで何を食べても、「日本にはおいしくないものがまったくない」と驚いていました。

　とくにおいしかったものについて聞くと、鎌倉で食べたというご当地グルメの写真を見せてくれました。

「鎌倉で、鎌倉丼を食べたんだ。エビ天丼が卵とじされていて、おいしかったよ」

　鎌倉エリアで人気のどんぶりといえば、新鮮なシラスがたっぷりのったシラス丼が有名ですが、エビのフライや天ぷらを卵でとじた鎌倉丼もご当地どんぶりとして名を馳せています。調理法は店によってさまざま。鎌倉の大仏や長谷観音など、鎌倉の有名観光スポット付近にあるお店でも提供されており、観光客からも密かに注目を集めているようです。

　ほかにも、サムさんは東京・築地場外市場で食べたマグロの串焼きも印象に残っているそう。そのときはハイボールも一緒に注文したといい、「アメリカにもハイボールはあるんだけど、日本ほど人気があるものではないかな」と振り返りました。

　卵とじや串焼きなど、さまざまな調理法で日本の海鮮料理を楽しんだサムさん。滞在中にはおいしいものをたくさん見つけてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）