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蚊やダニに注意 刺されると感染症にかかる可能性も 厚労省が注意喚起 「本当に最近増えてきた」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

感染症の原因となる病原体を保有していることがあるマダニ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
感染症の原因となる病原体を保有していることがあるマダニ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 キャンプやバーベキューなど、アウトドアのレジャーが増える時期です。気温が高くなると、蚊やダニなどの虫が活発になるため、屋外で刺される可能性が。厚生労働省の公式X(ツイッター)アカウント(@MHLWitter)は、「蚊やダニが媒介する感染症にご注意を!」と呼びかけています。

 ◇ ◇ ◇

啓発ポスターで蚊やダニへの対策を呼びかけ

 夏に多く発生する蚊や、春から秋にかけて活発になるダニ。こうした害虫は、刺されるとかゆみなどが出るだけでなく、感染症を媒介する可能性もあります。普段の生活でも、蚊やダニは身近に潜んでいますが、とくに多いのが自然豊かな屋外です。

 投稿では、これからの季節に増える屋外での活動の際、蚊やマダニを防ぐための対策について啓発ポスターを添え、注意喚起しています。

【蚊・ダニに噛まれないポイント】

○蚊・ダニ共通対策
・肌の露出を少なくする
 長袖・長ズボンを着用する
 足を完全に覆う靴を履く(サンダルなどは避ける)
・明るい色の服を着る(マダニを目視で確認しやすいため)
・虫除け剤を使用する

○ダニ対策
・帽子や手袋を着用し、首にタオルを巻くなどする
・シャツの裾はズボンの中に。ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる
※野外活動後は入浴し、ダニに噛まれていないか確認しましょう。とくに首、耳、脇の下、足の付け根、手首、膝の裏などに注意。

 ポスターには、蚊やダニが媒介する感染症も挙げられています。蚊が媒介する感染症は、日本脳炎、デング熱、チクングニヤ熱、ジカウイルス感染症など。ダニが媒介する感染症には、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などがあります。

 この投稿に引用リポストでは、「本当に最近増えてきた印象 すでに全身虫除け対策しています」「感染症が発生してからでは後手後手となる」「さっそく昨日、蚊に刺されたよ」などの声が寄せられています。

 気づかないうちに、刺されることも多い蚊やダニ。できる対策をしっかりして、レジャーを安全に楽しみたいですね。

(Hint-Pot編集部)