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「けがを負った野良犬」から劇的変化 献身的なサポートで新しい家族の元へ 米国で話題に
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首にロープが食い込み、痛々しい状態で発見された1匹の犬。必要とされていたのは、傷の手当てだけではありませんでした。心を閉ざしていたものの、献身的なメンタルケアを経て、わずか1か月で新しい家族と暮らすことが決定。感動的なストーリーが、アメリカで話題になっています。
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首に大けがを負った犬 怯えて引きこもるも…
アメリカ・テキサス州にあるオースティン動物センター(ACC)に、市民から「首に傷のある犬がいる」という連絡が入りました。レスキュー隊が現場に駆けつけると、犬の群れの中に、首に傷を負った1匹の犬を発見。隊員は犬を救い出し、首に食い込んでいた古いロープを取り除きました。
犬は治療が必要だったため、ACCから非営利団体のオースティン・ペッツ・アライブ(APA)へ移送されました。犬の名前は「ウェズリー」で、APAに到着した当初は怯えていて、痛みに苦しみ、引きこもっていたといいます。しかし、時間の経過とともに少しずつ心を開いていったそう。
「ウェズリーの世話を担当したAPAのスタッフは数週間にわたり、来る日も来る日も、傷ついたウェズリーのために、人は善良で愛を与えることができる存在であることを伝え続けました。そして徐々に、お互いの間に信頼が生まれ、生涯続く友情を築くことができたのです」
APAは公式インスタグラムアカウントで、ウェズリーと心を通わせるスタッフの様子を収めた動画を公開。すると、「彼は素晴らしい!!!」「神の仕事をしている」「なんて美しい物語」などの声が上がりました。
現在、ウェズリーには新しい家族がいるそうで、この1か月で「けがをした野良犬から、愛すべき家族の新しい仲間」に劇的な変化を遂げたといいます。優しい家族の元で、末永く幸せに暮らしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)