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「もうちょい下に留まったほうが…」 野鳥の独特な留まり方に9万“いいね” 「足を鍛えてるのかも」
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繁殖のため、南方からやってくる「夏鳥」を多く見られる季節になりました。趣味の野鳥観察で撮影した、愛らしい写真がX(ツイッター)で話題になっています。撮影者で投稿者のマメルビ(@mamerubi5028)さんに詳しい話を伺いました。
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両足を広げて必死に葉に掴まる姿に釘づけ
静かな河川敷のヨシ草原で羽を休める、1羽のセッカ。しかし、その足元を見ると、ゆっくり休めているのか……。
2枚の葉に片足ずつ掴まり、前後開脚のような状態に。足の指で必死に掴まっているように見えます。
「ねぇ…セッカちゃん もうちょい下に留まったほうが…」
Xに投稿された写真にはそんなコメントが添えられており、9万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「足が強いな」「かわいー!!」「またさき~~ですね」「足を鍛えてるのかもしれない」「足で掴んでる」など、その姿を愛らしく感じるという声が寄せられています。
パートナーの趣味だった野鳥観察 今では自分の趣味に
話題になったのは、セッカの幼鳥です。成長しても、スズメより一回り小さい体が特徴。
主にススキなどが生える草地に生息しており、投稿者のマメルビさんが撮影したのは、栃木県の渡良瀬遊水地でした。気になるのは、やはり両足を広げた独特の留まり方です。
「おもしろいですよね。セッカには割とある留まり方です。成鳥を観察する機会はあったのですが、幼鳥のこの姿を観察できたのは幸運でした」
マメルビさんが野鳥に詳しくなったのは、パートナーさんの趣味が野鳥観察だったことからでした。一緒に公園などで観察するようになり、マメルビさんのXアカウントのアイコンにもなっている、「ジョウビタキという野鳥のかわいさにノックアウトされた」ことがきっかけで、2016年12月頃からマメルビさん自身も積極的に野鳥観察を始めるようになったそうです。
今では野鳥が大好きになったマメルビさん。野鳥観察はとても楽しいですが、その方法に注意を呼びかけています。
「公園に営巣する猛禽類や林道に営巣する夏鳥など、比較的観察しやすい野鳥がいます。けれども、営巣している場所に人が大挙して観察することで、それらの野鳥が営巣放棄するなどの悲しい事例があります。野鳥が営巣しているときは、巣立つまではそっと、遠くから見守ってあげてほしいです」
野鳥撮影にはさまざまなマナーがあります。安易に行わず、ルールを守って楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)