初めて行く場所は刺激的で、どんな光景も新鮮に映るもの。オーストラリアのブリスベンからやってきた女性は、初めての日本に心を躍らせていました。なんと、海外旅行も初めて。母国との違いを楽しんでいます。今回の旅では「日本食を食べる」という目的も。それには、ある理由がありました。

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結婚1周年の記念旅行　初めての日本は刺激的

　結婚1周年を祝う記念旅行先として、日本を選んだオーストラリア人のジェイディーンさん。初訪日で、海外旅行をするのも初めてです。「夫と一緒に旅しているのですが、とても興奮しています。旅行するならまず日本へ行きたい！　と思ったんです」と、今回の旅をとても楽しみにしていたそう。

　16日間の滞在で、東京や大阪、京都、奈良、広島へ行く予定。ジェイディーンさんは日本の文化や建造物に興味があり、「京都には多くのお寺や神社があるそうなので、できるだけ見て回って写真を撮りたいです」と話します。

　日本の街並みはジェイディーンさんにとって驚くことが多く、母国との違いもたくさんあるようです。

「オーストラリアの建物はみんな灰色っぽい色をしています。それに比べ、日本の街には色があふれていますよね。ネオンサインや、大きなLEDビジョンもオーストラリアとはまったく違うので刺激的。日本は近未来感と歴史を同時に感じられる、世界でも数少ないユニークな国だと思います。写真の撮りがいがありますね」

　実は、ジェイディーンさんはプロの写真家。日本の美しい景色をたくさん撮るために、立派なカメラも持ってきました。初めて見る日本の光景はとても新鮮で、撮り逃したくないものばかりのようです。

日本食も好き　“本場の味”がわかるようになりたい

　ジェイディーンさんの住むブリスベンには多くの日本人が暮らしていて、日本料理店やアジア系のスーパーマーケットなどもあるそう。ジェイディーンさんもアジア料理が好きで、日本料理店へ行くことも多いといいます。

　オーストラリアで食べる日本食の味にも満足していますが、「別の国の人がやっている日本食レストランかもしれない」ということで、日本では“本場の味”を確かめたいと意気込んでいました。

「本物の日本食を食べてオーストラリアに帰ったら、本当の日本食の味がわかる“通な人”になりたいと思っています（笑）」

　和食は世界に広がり、海外進出している日本の料理店もあります。ただ、日本で提供されている味とは異なる場合も。日本へやってきた外国人観光客は、母国と“本場の味”を比べ、その違いに驚くこともあります。

「日本に来られて本当に幸せ」というジェイディーンさん。見たことがない景色を楽しみながら、おいしい食べ物にもたくさん出合えるといいですね。

（Hint-Pot編集部）