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フランス人「味が違う」 日本食ブームの母国と“本場”の日本 おいしさの差に驚いた料理とは
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海外では日本食ブームが続いており、日本食レストランが世界で増加しています。そのため、日本での食事を楽しみにする訪日外国人観光客は少なくありません。日本に1か月ほど滞在する予定だというフランス人バックパッカーの女性によると、フランスには「食べられないものはないかも」というほど日本食があふれているそうです。しかし、実際に日本へ来て味わってみると、母国で食べている日本食と“本場”の味との差に驚きました。いったい、どんな食べ物に違いを感じたのでしょうか。
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「フランスでは日本のコンテンツがずっと人気」
フランス人バックパッカーのサンドラさんは、8か月かけてタイやラオス、カンボジア、シンガポールなどアジア各国を旅しています。そして、帰国前の最後の旅先として、日本を訪れました。ボランティアなどをしながら1か月ほどかけて、東京から大阪、奈良、神戸など各地をめぐる予定です。
サンドラさんによると、「フランスでは日本のコンテンツがずっと人気」。子ども時代には「ポケットモンスター」や「ONE PIECE」「NARUTO」「ドラゴンボール」といった、日本の漫画やアニメに夢中になったと振り返ります。
ほかにも、任天堂のゲーム機でよく遊んでいたというサンドラさん。当時を思い出して、日本で行ってみた場所がありました。
「ゲームセンターに行ってみたんです。クレーンゲームに挑戦したけど、今回は何も取れませんでした」
「フランスにもあるけれど」 違いを実感した日本食
フランスでブームになっているのは、漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツだけではありません。サンドラさんによると「フランスで食べられないものはないかもしれない」というほど、日本食が大ブームなのだとか。ただ、日本で食べてみて“本場”のレベルを実感しているようです。
とりわけ「刺身、寿司はフランスにもあるけれど、魚の切り方なのか、新鮮だからなのか、味が違う」と話します。刺身などの生魚は、鮮度や熟成、包丁の入れ方などがとても大切です。日本でしか味わえないと称賛する外国人も多く、サンドラさんも驚きを覚えたようです。
さらに寿司については、フランスのものとの差を明確に感じたポイントがあったのだとか。
「日本で食べた寿司は、魚と米のバランスが良くておいしく感じました。フランスのものは、米の分量が多い気がします」
寿司のおいしさに目覚めた様子のサンドラさん。滞在中に“本場”の日本食をたくさん味わってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)