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アメリカ人「アメージング!」 30年前に体験した上司も絶賛 今も「超未来的」と感じたものとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

アメリカ・ニューヨークから来たオーランドさん【写真:Hint-Pot編集部】
アメリカ・ニューヨークから来たオーランドさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本には、訪日外国人が感動し、母国にないことを嘆くものがいくつもあります。多くの人の足として活用される、日本の公共交通機関はそのひとつです。ニューヨークから初めて日本を訪れたアメリカ人男性も、電車の素晴らしさを「アンビリーバブル!」「アメージング!」と絶賛。どんなことに、驚嘆したのでしょうか。

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「ニューヨークだったら5分遅れが時間通りの意味」

 アメリカ・ニューヨークから家族3人で旅行中のオーランドさん。16歳になったばかりの娘さんが「日本に行きたい」と言ったことから、初めての日本旅行を実現させました。16日間の滞在予定で、東京のほか富士五湖、京都、広島、宮島、大阪、奈良をめぐったといいます。

 各地を訪れるのに利用しているのは、主に鉄道です。オーランドさんは、「アンビリーバブル! 日本の電車はその時間に出発すると言ったら出発するんですね」と、正確な運行に対する驚きを表現。「時間通りにホームにいないと乗り遅れてしまう」と笑います。

「京都郊外で電車に乗ったときに初めて1~2分遅れましたが、東京にいたときは一度も遅れませんでした。そのシステマティックさには脱帽です。ニューヨークだったら5分遅れが時間通りの意味ですよ」

「アメリカの公共交通機関はジョーク(笑)」

 また、オーランドさんに新幹線を利用したか尋ねると、「アメージング! アメージング!」と表情を輝かせます。実は、30年ほど前に利用した経験のある上司から、日本の新幹線について「『超未来的』だ」と聞かされていたそうです。

 オーランドさんは今回実際に乗車してみて、「今でもまだ『超未来的』ですよ! 僕がアメリカで乗ったことのある電車には、こんなに速いものはありません。たぶん最速でも時速60キロくらいなんじゃないかな。とーってもスローなんです」と興奮ぎみに語りました。

 自国の電車事情について、ニューヨーク北部にあるオールバニーという州都を例に説明してくれたオーランドさん。

「ニューヨーク中心部から、車で4~5時間かかります。しかも、電車でも4時間で同じくらい。つまり、アメリカの場合、電車はジョークなんです(笑)。だから、アメリカ人はみんな、車か飛行機を使うんですよ」

 アメリカと日本では電車の質が段違いだとオーランドさんは言います。そして、日本の高速鉄道の素晴らしさは「超未来的」だと繰り返しました。

 正確な運行と利便性、快適な乗り心地などが世界で称賛される新幹線。ニューヨークへ戻ってから、上司との会話が盛り上がりそうですね。

(Hint-Pot編集部)