海外ニュース
日本のおにぎりがフランスを席巻 パリ五輪開幕間近のフランスで元添乗員が見た驚きの光景とは
公開日: / 更新日:
おにぎり専門店が続々と開店するなど、日本には空前のおにぎりブームが来ています。実は世界的にも、この日本のソウルフードへのニーズが高まっているようです。世界約50か国以上を旅した元添乗員で、旅アドバイザー&トラベルライターのAnaさんによる連載。今回は、パリ五輪がまもなく開幕するフランスで起きている、おにぎりブームについてです。
◇ ◇ ◇
空前のおにぎりブーム
日本では近年、おにぎり専門店が増えていて、まさにおにぎりブームが到来中。1個あたり500円~1000円近い高価格帯でも売れ行きは好調だといいます。確かに、コンビニおにぎりの平均単価も、いつのまにか高くなっていると感じます。
子どもの頃は、おにぎりといったらあくまでも家で作るのがメイン。大人になってからは手軽にサクッと買って食べる、ファストフード的な位置づけの人が多いのではないでしょうか。
甘いものよりごはんが好きで、おやつにおにぎりを食べていたくらいの私も大好きですが、メインを張るような「料理」ではなかったように思います。時間がないときの朝食として、またお弁当の際に手軽に食べたいからなど、手軽さ重視で選んでいました。
ですが、いまやおにぎりは世界的に見て日本の代表グルメ。「traditional Japanese food(伝統的な日本の食べ物)」と認識して食べにくる海外観光客も多く、さらにその人気は海を越えて、おにぎり専門店が海外にも広がっています。
ちなみに「おにぎり」「おむすび」のどちらで表現するか、どう定義するかなどはお店によって異なりますが、記事内では「おにぎり」と表記します(店名はそのまま)。