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日本のおにぎりがフランスを席巻 パリ五輪開幕間近のフランスで元添乗員が見た驚きの光景とは
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パリで見た行列は…?
先日、パリ市内を歩いているとき、とある行列を目にしました。途中でクロワッサンの超人気店「Cedric Grolet Opera(セドリック・グロレ・オペラ)」の前を通って長蛇の列を見ていたので、「ここもパリで人気のパン屋さんかな?」と近づいてみたところ、ショーケースに並んでいるのはなんとおにぎり! ちょうど外観工事中でよく見えなかったのですが(笑)、そこは日本でも展開している、おむすび権米衛のパリ・パレロワイヤル店でした。
1999年創業の有名おにぎり専門店・おむすび権米衛は現在、海外に4店舗(アメリカ・ニューヨークとフランスに各2店舗)出店しています。
価格は1個2.5ユーロ(約425円)~。種類はかなり豊富で、昆布、高菜といった日本らしいものだけでなく、オリーブ&トマト、スパイシーチキン、サーモンマヨなど海外オリジナルのものもあり、種類の豊富さは日本も顔負けです。サイドメニューには、唐揚げ3個4ユーロ(約680円)、みそ汁2ユーロ(約340円)、枝豆2ユーロ(約340円)などもあります。
また、「Bento」というセットメニューは「好きなおにぎり2個+唐揚げ2個、枝豆、卵焼き」が入って9ユーロ(約1530円)。さらにはヴィーガン用「Bento」として、鶏肉や卵の代わりに豆腐や野菜を使ったものもあります。
パリのランチで、10ユーロ(約1700円)以下で食べられるものといったらサンドイッチ&コーヒーくらいなので、その平均価格を考えたらかなりお得な感じすらします。スタッフには日本の方もいるようで、まったく減らない行列に対応して、どんどん作っては追加していました。