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希少なカメを飼育し「いらない」と川に遺棄→注意したら「逃してやった」居直り&逆ギレ 横暴な行為に批判殺到
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日本固有種の希少なカメが遺棄されている現場に遭遇したという投稿が、ネット上で話題を呼んでいます。投稿者は小鳥やカメの飼育をしているじゃがいもいんこ(@Oimo_is_inco)さん。遺棄された場所の近くには元飼い主を名乗る男性がおり、口論になる一幕も……。一体何があったのでしょうか。投稿者に詳細を聞きました。
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日本固有の在来種で環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されている希少なカメ
「え!? ニホンイシガメいるんだけど!! ここほぼはぼ海の近くで海水だよ!? しかも横浜! 捨てられたのかな 保護できなそう」
今月24日、SNS上に投稿された写真には、日本固有の在来種で環境省レッドリストでは準絶滅危惧種に指定されており、一部地域では飼育が禁止されているニホンイシガメが、本来の生息場所とは異なる汽水域の川に取り残されている様子が収められています。続く投稿では、投稿者が何とかカメを助け出そうと四苦八苦していたところ、自転車に乗った男性が「気になる? もう少し早く来てくれたらあげたのに。逃がしてやったんだ。もう世話大変だし、いらないからさ」と声をかけてきたことや、その後の男性とのやり取りなどがつづられています。
男性はカメを遺棄した経緯について「逃がしてやったんだ。もう世話大変だし、いらないからさ」と放言。20年にわたり飼育を続けてきたが世話をするのが面倒になり、餌も与えず庭の池に放置していたものの、「家で死なれるとやっぱり縁起悪いし見たくない」という理由で川へ放すことを決めたといいます。投稿者が動物愛護法などを引き合いに問いただしたところ、男性は「関係ないだろ! 難癖つけてるんじゃねーよ!」「お前が飛び込んで捕まえればいいだろ」などと言い残し、自転車で走り去ってしまったそうです。
投稿者はその後、潮が引いたタイミングで川の中に入り、カメを保護。カメの体重は「紙の空箱を持っている感じ」で、何度もフンをするも、出てくるのは石ころや砂、虫の死骸ばかりだったといい、「それほど飢えていたのだと思います」とつづっています。
一連の投稿には「ムカついて言葉も出ない…」「態度からなにからなにまでひどすぎる…時代遅れという言葉だけでは片付きませんね…」「通報していいと思う。動物遺棄は普通に犯罪なので」「『もう飼えない』からの『逃がしてやった』思考の奴本当に多いよな」など、無責任な元飼い主への憤りの声が相次いでいます。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)