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「間違えて覚えてた」の声も 尼崎市消防局が解説 「熱中症の応急処置」でやりがちな間違いとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

危険な暑さで熱中症になってしまうことも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
危険な暑さで熱中症になってしまうことも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 昨年と同様、危険な暑さが続いている今年の夏。熱中症対策と併せて知っておきたいのが、熱中症の正しい応急処置です。尼崎市消防局は、公式インスタグラムアカウント(amagasaki.119.fd)で「熱中症の応急処置」を紹介。間違った認識をしていた人から、「勉強になります」などの声が上がっています。

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救助に駆けつけると、窓を閉め切ってエアコンもつけていないケースも

 消防庁の速報値によると、今年7月15~21日までの全国の熱中症による救急搬送人員は、前週の6194人から大幅に増加し9078人。うち重症者は157人で、死亡者数は6人と報告されています。

 熱中症は命の危険があるほか、重症化した場合は臓器や脳への影響が懸念され、深刻な後遺症が出る可能性があるといわれています。そのため、できるだけ早く正しい応急処置をし、回復に努めることが大切です。

 そうしたなか、尼崎市消防局は「熱中症の応急処置」3つを動画で紹介。間違えがちな対応も解説し、熱中症が疑われる人への「正しい応急処置」をするよう呼びかけています。

1. 涼しい場所に移動して、風を当てる
 間違っても日の当たる場所で休ませないよう注意しましょう。

2. 着ている服をゆるめて、風通しを良くする
 Tシャツやズボンで締めつけられている場合は、はずしてゆるめます。

3. 氷と水を袋に入れて、太い血管に当てる(脇の下や太ももの内側)
 おでこを冷やすのは、あまり効果がありません。

 熱中症になったら、この3つの方法を試して様子を見るよう促すとともに、「熱中症で救急搬送されている人の約半数が家の中で起こった事案です。救急隊が家の中に入ると、窓も閉め切ってエアコンもつけていない状況を目にすることがあります」と注意喚起。

 また、「高齢者や子ども、基礎疾患があり体調が悪い人は、熱中症になりやすい」と説明し、熱中症予防の重要性を呼びかけています。

 応急処置について間違った認識をしていた人もいたようで、コメント欄には「冷やすところ間違えて覚えてたので、しっかり覚えました!!」「勉強になります」「わかっているようでいて間違った認識ってあるもんね」「おでこじゃなくて太い血管を冷やすの 覚えたよー」「保存して覚えます!」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)