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続く猛暑日 「熱中症警戒アラートが発表されたら」 政府広報が熱中症を防ぐ「予防行動」を呼びかけ
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気象庁は、関東甲信と東海地方に続き、19日には四国も「梅雨明けしたとみられる」と発表。各地で強い日差しが照りつけ、猛暑日が続いています。政府広報オンラインの公式X(ツイッター)アカウント(@gov_online)では、熱中症警戒アラートが出た際に熱中症を防ぐための「予防行動」を紹介。注意を促しています。
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「外出はできるだけ控え、暑さを避ける!」
熱中症警戒アラートは、2021年度に運用を開始。初年度の発表回数は613回でしたが、2年後の2023年度には1232回と倍増しました。今年4月からは従来の「熱中症警戒アラート」に加え、より注意が必要な「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されています。
投稿では「熱中症警戒アラートが発表されたら」との書き出しで注意喚起。「危険な暑さが予想され、熱中症の危険性が極めて高くなります。熱中症を防ぐための予防行動を取るようにしてください」と呼びかけました。
添えられたリーフレットでは、具体的な熱中症の予防行動を紹介。4つの対応策を挙げ、それぞれのポイントも交えて、適切な行動をとるよう促しています。
○熱中症警戒アラート発表時に取りたい、熱中症の予防行動
1. 外出はできるだけ控え、暑さを避ける!
不要不急の外出は避け、エアコンを適切に使用しましょう。
2. こまめに水分・塩分を補給!
1日あたり1.2リットルを目安に水分補給を。たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩飴などで塩分も補給しましょう。
3. 高齢者など熱中症のリスクが高い方に声がけを!
高齢者や小さな子どもなどに、熱中症の予防行動を取るよう声をかけるのも大切です。
4. 外での運動は原則、中止や延期!
屋外やエアコンなどが設置されていない屋内での運動は原則、中止や延期すること。
さまざまな熱中症対策が呼びかけられていますが、まず暑さを避けることが有効な手段です。高温になる日中の外出は避けるなど、できる範囲で調整して、熱中症の予防行動を心がけたいですね。
(Hint-Pot編集部)