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強まる熱中症への警戒 夏に活躍するアイテムで「効率良く体温調節」する方法を警視庁が紹介
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体力を奪うような暑さが続くなか、18日には東海や関東甲信地方では梅雨明けしたとみられると発表がありました。九州北部から近畿方面も、週末から週明けにかけて梅雨明けすることが予想されています。本格的な夏を迎えるにあたり、心配なのが熱中症です。防災や日常に役立つ情報を発信している、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)は、熱中症予防に有効な体の冷やし方を紹介。すぐにでも実践できる方法に、注目が集まっています。
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保冷剤や凍らせたペットボトルを当てる場所を説明
気温が高い環境で体温を調整する機能が低下したり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで起きる熱中症。めまいや立ちくらみ、顔のほてりなど、さまざまな症状があります。
熱中症と思われる不調を感じたら、応急処置として水分を補給するほか、涼しい場所へ移り、すぐに体を冷やすことが必要といわれています。
同課の投稿では、有効な体の冷やし方を解説。「わきの下や首の付け根には太い血管が通っているので、ここを冷やすことで、体全体へ冷却効果をもたらすそうです」と説明しています。
また、担当者さんは体を冷やすアイテムとして、凍らせたペットボトルや保冷剤を活用しているそう。それらを脇の下や首の付け根に当てることで、「効率良く体温調節をしています」とアドバイスしています。
ただし、長時間、直接肌に当て続けると凍傷になるおそれも。保冷剤などを使う際には、タオルなどを巻いて肌に直接触れないようにして、長時間同じ場所に当てないようにしましょう。
「熱中症予防の参考にしてください」との呼びかけに、リプライ(返信)には、「保冷剤は捨てずに冷凍庫へ、ですね」「梅雨明け前からすでに夏バテぎみの私 貴重な情報ありがとうございます」「やってみます」などの声が上がりました。
晴れていて天気が良い日は外で思い切りリフレッシュしたくなりますが、不要な外出はせず、暑さを避けることも大切です。また、水分や塩分をこまめに補給するなど、日頃からしっかり熱中症対策をして、暑い夏を乗り越えたいですね。
(Hint-Pot編集部)