カルチャー
「単純だけど、すごくおもしろい」 アメリカ人大学生が絶賛した日本のものとは
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世界で支持される日本のカルチャーのなかで、アニメと並ぶ人気を誇るのが日本のゲームです。アメリカからやってきた大学生は、日本が大好きでゲームセンターを訪れました。そこで、夢中になったゲームがあるそうです。いったい、どんなゲームに魅了されたのでしょうか。
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「貯めたお金はここで使い切ってしまうかも」
大学の夏休みを利用し、アメリカ・マサチューセッツ州から日本にやってきたリアムさん、シャリアさん、ジャックさん、ノアさんの4人組。全員、日本へ来るのは初めてです。「日本はかっこいいから」と、全員一致で旅先を決めました。
経済学を専攻するリアムさんは、日本語のクラスを選択したほど日本に興味津々だそう。「今回の来日では、僕が日本語担当ということになっているので、ドキドキですが頑張ります!」と片言の日本語で話し、勉強の成果を見せてくれました。
そして、大学でビデオゲームアートを専攻しているきっかけは、日本のゲームだというシャリアさん。大好きなゲームは、任天堂の「MOTHER3」です。「日本はたくさんの素晴らしいゲームを出しているので、日本に来られてうれしいです!」と目を輝かせます。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも行くので、マリオワールドが楽しみです。ここでしか売られていないグッズもあるらしいので、アルバイトで貯めたお金はここで使い切ってしまうかもしれません!(笑)」
「全員で見惚れてしまったよ!」
そんなシャリアさんは、東京で日本のゲームセンターを初体験しました。アメリカにもゲームセンターはありますが、食事ができたり、お酒を楽しめたりする複合的なアミューズメント施設で、日本とは異なる面があります。
ゲーム機で埋め尽くされたフロアでひたすらゲームに集中する人がいる環境は、かなり新鮮だった様子。「すごくうまい人がいて驚きました。目にも止まらぬ速さでゲームをクリアしていて、全員で見惚れてしまいましたよ!」と、そのときの興奮を語りました。さらに、初めて見るアーケードゲームもあり夢中になったそう。
「とくに『太鼓の達人』! ああいうタイプのドラムは初めて見たし、単純だけどすごくおもしろいゲームだと思いました」
和太鼓を模したデバイスが特徴の「太鼓の達人」は、人気リズムゲームのひとつ。画面の指示通りに太鼓を叩くことで、得点が加算されていきます。日本ならではの楽器がモチーフということもあり、ゲームセンターを訪れる訪日外国人観光客からの注目度が高いアーケードゲームです。
ゲームを通じて、日本ならではの楽器も疑似体験できたシャリアさん。これからも日本のゲームをたくさん楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)