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「どこにもかしこにもありますよね」 アメリカ人が日本で数の多さに驚愕したものとは
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訪日外国人にとって、なくてはならない存在になっている日本のコンビニエンスストア。品質の高い食べ物や飲み物から、便利な日用品までなんでも手軽にそろい、多くの外国人観光客を魅了しています。初めて日本を訪れているアメリカ人男性もその利便性に脱帽するとともに、とてもびっくりしたことがあるそう。いったい、どんなことに驚いたのでしょうか。
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日本の高温多湿 暑さに慣れているニューヨーカーでも厳しい暑さ
アメリカ・ニューヨークから、家族3人で日本を初めて訪れているオーランドさん。16歳になったばかりの娘さんが「日本に行きたい」と言ったことから、誕生日のお祝いを兼ねた旅行です。16日間をかけて、東京、富士五湖、京都、広島、宮島、大阪、奈良をめぐりました。
この日は最高気温が35度。吹き出す汗を拭いながら、思わず天を仰ぎます。
「ニューヨークも暑いんですよ。でも、日本のこの湿度の高さは我慢できませんね。耐えられません! 日本の人たちは、どうやってしのいでいるのでしょうか?」
日本特有の高温多湿の気候には、驚きを隠せない様子です。
「同じ感じなのではないかな?」 母国で似たような状況も
初訪日のオーランドさんが注目したのは、日本の都市部ではよく見かける風景でした。
「日本は、どこにもかしこにもコンビニがありますよね! 文字通りどこにでも! 1つの角を曲がったらまた別のコンビニがある、みたいな。どこだったか忘れてしまいましたが、2つ並んでいるのを見かけましたよ!(笑)」
日本国内のコンビニの店舗数は5万5000店舗超で、最も店舗数が多い都道府県は東京都です。駅や商業施設の中に限らず、少し歩いただけでいくつものコンビニに出合うほど。オーランドさんはその状況を、ホームタウンのニューヨークでもよく見かける光景とオーバーラップさせました。
「強いて言うなら、マンハッタン中心部にあるスターバックスと同じ感じなのではないかな? と思います」
マンハッタンはニューヨーク市役所や5番街、タイムズスクエアなどがあるニューヨーク市の中心部で、東京の山手線内側の面積ほどの大きさです。マンハッタンのなかでも、とりわけにぎわうのはミッドタウンと呼ばれる繁華街エリア。ニューヨーク市内には350以上のスターバックス コーヒーがありますが、その多くがミッドタウンに集中しています。
独自の視点で日本のコンビニ文化をたとえてくれたオーランドさん。暑かったこの日、近くにあったコンビニに家族で駆け込み、涼を取りながらイートインスペースでコンビニグルメを堪能していました。残りの日本旅行、水分や休憩をこまめに取りながら楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)