カルチャー
アメリカ人「これはもうカルチャーショックでした」 日本と母国のコンビニを比較 初めて見たものとは
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日本にいると気づかないことでも、訪日外国人によって気づかされることは多くあります。アメリカからやってきた大学生4人組は、日本のコンビニエンスストアを利用して、母国との違いに驚きながらも感激していました。彼らが日本のコンビニで思わず興奮してしまったこととは。
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「責任感は仕事のひとつという考えはないんだろうな」
アメリカの大学に通い、現在、夏休み中とのことで日本にやってきたリアムさん、シャリアさん、ジャックさん、ノアさん。4人とも、「日本は憧れの場所」だといい、訪日をとても楽しみにしていたそうです。
電車に乗ったり、ゲームセンターへ行ったり、どんなことも新鮮な気持ちで日本を満喫しているという4人。さまざまなところへ足を運ぶなか、とくにお気に入りの場所があるとのことで、リアムさんは興奮ぎみに語ります。
「日本のコンビニはすごいと思いました。トイレがとてもきれいで、これはもうカルチャーショックでしたね。だってアメリカのコンビニのトイレは、入った瞬間、後ろに吹っ飛ばされそうな感じなので。タバコが床に落ちていたり、壁には落書きがされていたり、とても使いたいと思えるようなものじゃないんです」
日本のコンビニや飲食店では、スタッフが定期的に清掃を行っています。こまめに清掃されているだけでなく、利用者がきれいに使うことを意識していることも清潔さにつながっているのでしょう。
リアムさんによると、アメリカの飲食店などでは、日本のようにスタッフが定期的にトイレ掃除を行うことはないそう。「きれいに保つという責任感は仕事のひとつという考えはないのかもしれません。アメリカはそういう文化なんだと思います」といいます。
缶コーヒーの種類の豊富さに驚き!
さらにリアムさんには、日本のコンビニで驚いたことがあるといいます。
「コーヒーの種類が多くてびっくりしました。私たちが行ったコンビニには20種類くらいのコーヒーがあって、缶に入ったタイプのコーヒーも初めて見ました」
手軽に歩きながら飲める缶コーヒー。実は、世界で最初に発売されたのは日本だといわれています。その後、海外にも普及しているものの、アメリカではあまり一般的ではないとか。リアムさんも街中で見かけたことがないそうで、缶コーヒーを見てとてもびっくりしたといいます。
4人の旅はまだまだ続きます。行く先々でさまざまなものに触れ、良い思い出をたくさん作ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)