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フランス人「また絶対に来たいです!」 3皿を完食 帰国後も食べたい、一番おいしかった日本の食べ物とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フランス人のルイスさん【写真:Hint-Pot編集部】
フランス人のルイスさん【写真:Hint-Pot編集部】

 カレーやラーメンなど、海外の食文化を取り入れ、独自にアレンジするのが得意な日本。日本人好みに改良され続けた料理は、ほかの国からの旅行者にも受け入れられています。そんな他国にルーツを持つ日本の料理に、初めて日本を訪れたあるフランス人男性は感動したようです。この男性が母国に帰った後にも食べたいと思うほど、ハマった料理とはなんだったのでしょうか。

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初めての日本 目的地は富士山と東京

 フランス南西部に位置するトゥールーズからやってきた、ルイスさんとミリアさん兄妹。兄のルイスさんは10日間、妹のミリアさんは5日間滞在し、初めての日本観光を満喫しています。

 今回の訪日で観光するのは東京と富士山だけに絞っているというふたり。この日で東京を後にし、バスで富士山に向かうと教えてくれました。

「日本といえば富士山ですよね!」

 近年は登山者の7割が外国人といわれるほど、海外からの旅行者に人気がある富士山。都心からのアクセスが良く、登山道も整備されているため、海外の同じくらいの標高の山と比較すると、挑戦しやすいのが人気の理由のひとつといわれています。

帰国後も食べたい! 初めて食べた料理とは

一緒に旅をしている、フランス人の妹・ミリアさん【写真:Hint-Pot編集部】
一緒に旅をしている、フランス人の妹・ミリアさん【写真:Hint-Pot編集部】

 富士登山に挑戦する前に、東京では思う存分、日本のグルメを味わったルイスさんとミリアさん。いったいどんな食べ物が気に入ったのでしょうか。。

「一番、おいしいと思ったのは餃子です! 生まれて初めて食べました。フランスにもたくさんの日本食レストランがありますが、餃子は食べたことがありませんでしたね。外はクリスピーで中がジューシーで最高! おいしすぎて3皿食べました(笑)。フランスに帰ったら餃子が食べられるレストランを探します」

 日本で餃子といえば、焼き餃子が一般的。焼き餃子の起源については諸説ありますが、本場中国では水餃子や蒸餃子が主流で、主食として扱われます。一方、日本では「おかず」として愛される焼き餃子は戦後、中国から帰ってきた日本人が考案したという説が有力です。日本の焼き餃子は、調理方法だけでなく、具材や皮の厚さも、中国の餃子とは異なります。

3皿も平らげたという、中国発祥の日本の国民食【写真提供:ルイスさん】
3皿も平らげたという、中国発祥の日本の国民食【写真提供:ルイスさん】

 帰国後も食べたいと思うほど、日本の焼き餃子のおいしさに魅了されたルイスさん。そんなルイスさんが驚いたのは、そのおいしさだけではありませんでした。

「おいしいのにすごく安い! 2ユーロ(約340円)でお釣りがくるくらいでした」

 フランスで焼き餃子を食べようとすると、日系の店舗であっても1皿4ユーロ(約680円)と倍以上になります。おいしいものが、フランスよりも安価で食べられることにも感動したようです。

「初めての日本は素晴らしかったです! また絶対に来たいです!」と言ってくれたルイスさん。また兄妹で日本を満喫してほしいですね。

1ユーロ=170円で計算

(Hint-Pot編集部)