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「この発想は無かった」 白紙だった母子手帳にひと工夫 ネット称賛「さっそく真似させていただきます」
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妊娠中や出産した女性にとって母子手帳(母子健康手帳)は大切な記録です。一方で、書き込む時間がなかったり、何を書いたらいいか分からなかったりして、ついつい白紙になっていることも。ネット上では今、母子手帳の“新たな使い方”が大きな話題になっています。投稿したaa5m(2/29)(@aa0307akn)さんに詳しい話を聞きました。
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「不器用&めんどくさがりな私でも綺麗にできそう!」
「母子手帳、みんなみたいに可愛く丁寧に描けないから…と言って結局白紙のまま今まで来てたけど、これなかなかよくないか!?」
8月19日、aa5m(2/29)さんが複数の写真を添えてXに投稿すると、約4000件もの“いいね!”が集まる反響に。「えっ天才じゃん!」「素敵すぎる!!」「エコー写真とかは別でアルバムにしてたけど、この発想は無かったです!」「待って!これなら今からでも1歳息子の母子手帳埋められるぞ…!」「不器用&めんどくさがりな私でも綺麗にできそう!」「さっそく真似させていただきます」「それにしても母子手帳可愛いなぁ、うらやま〜」など多くの声が寄せられました。
妊娠6週ごろからもらえる母子手帳は妊娠中の経過から出産の状態、赤ちゃんの健診の結果、予防接種の記録などさまざまな内容を記述する手帳です。デザインや内容の一部は自治体ごとに異なりますが、食事や栄養、緊急時の対応法など子育てに必要な情報も多く、ページ数は白紙の予備欄も含めて100ページ前後と膨大になります。
白紙だったのは「妊娠中の記録」のページでした。「参考にしようとSNSでかわいくデコレーションしたり上手に記入されてる方の投稿を見れば見るほどハードルが上がってしまって、なかなか書き始められませんでした。私の性格上、ハイテンションで色々書いてしまったら後々自分で読み返して恥ずかしくなりそうだなというのもありました」。そこで出産後に貼り付けたのが、妊娠中のエコー写真です。赤ちゃんの成長具合が週ごとに分かり、大きくなっていく様子が一目瞭然です。
エコー写真は家族に見せたあとは保管したまま、という人も多いですよね。aa5m(2/29)さんは、データ化して縮小した後に印刷。「エコー写真は経年で消えてしまうので、プリントアウトして保存したいなとずっと思っていたのと、母子手帳が白紙なのも気になっていたので、ここに貼れば記録にもなるかなと思って貼ってみました!」と、発案のきっかけについて話しました。
振り返っても楽しい! 健診や記録のページには「手形と足形」
また別のページには無事に出産後、誕生した赤ちゃんの写真もちりばめています。ここにも工夫が。
「我が家にはプリンターがないので、アプリでサイズを調整したデータを作って、コンビニでプリントアウトしました」。エコー写真から出産まで、ページをめくるのが楽しくなりそうです。ほかにも「産後の健診や記録のページに、毎月手形と足形を押しています」と活用しているそうです。
投稿が大きな反響を呼んだことには、「母子手帳に上手に記入されてる方が多いので、意外と白紙仲間がたくさんいらっしゃって安心しました」と逆に安堵(あんど)したとのこと。「私もSNSで育児や生活の参考になる情報をたくさん教えてもらっているので、私も誰かのお役に立てたならうれしいです」と結びました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)