まだまだ赤ちゃんだと思っていたら、大人びた言葉を突然使うなど、子どもの成長の速さに驚かされることがあります。突拍子のない言動で驚かされても、つい笑顔になってしまうものですよね。言葉もままならない幼児が、“ある勘違い”によって見せたリアクションを描いた漫画がツイッター上で話題になっています。作者のたんぼ（@soramitanbo）さんにお話を伺いました。

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子どもの風邪に焦る親　病院へ向かうもなぜか子どもは上機嫌

　シャム猫と人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズ、そして映画をこよなく愛するたんぼさん。現在、1歳5か月の赤ちゃんの育児に奮闘中です。平和な日常を描く漫画には、かわいらしい動物に扮したたんぼさんとお子さんが登場。ゆるく、愛おしいやりとりは心をほっこりさせてくれます。

　今回話題になった漫画にも、お子さんとの日常で起きた出来事が描かれています。連日の寒さで鼻水が出るようになってしまったお子さんを連れて病院へ。しっかり防寒し、「病院に行くぞ！」とお子さんをベビーカーに乗せて出発します。

　お子さんの体調が心配で焦るたんぼさんとは対照的に、病院へ向かっていることに気づいていないお子さんは上機嫌。ベビーカーの上で「キャッ」とはしゃぎます。

「公園に行くと思ってはる！」

　お子さんが行き先を勘違いしている間に、たんぼさんは急いで病院へ向かいます。そして到着すると、お子さんはやっと行き先が公園ではないことに気がついた様子。普段は「ア」や「ン」といった喃語が多いお子さんですが、この時は「そんなはずない！」と言わんばかりにはっきりと「アレェー!?」と口にします。これまで聞いたことがない単語を発したお子さんに対し、たんぼさんは驚いたのでした。

病院の中へ入った後の反応は？

　お子さんの見たことのない反応に、たんぼさんはびっくり。「赤ちゃんも『アレ!?』って言うんだ……」とメッセージを添えて漫画を公開すると、6000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「かわいい」という声のほか、「公園じゃないんかいっ！」など、お子さんの気持ちを代弁する人からの声も寄せられています。

　まさか自分が病院へ向かっていたなんて……。大きな勘違いに気づいたお子さんはこの後どうなったのでしょうか？　たんぼさんにその後の様子をお伺いしました。

「病院の中へ入ったら、事のすべてを理解して泣いていました」

　また元気に遊ぶためにも、お医者さんにしっかり診察してもらうことは避けて通れません。でも体調が回復したら、病院の前で立ち止まることなく公園へ直行できるはず。次こそは楽しい場所へ迎えるように、風邪をしっかり治してほしいですね。

（Hint-Pot編集部）