日本のスイーツは、バリエーション豊かで外国人観光客からの支持も高いことで知られています。初訪日のオランダ人カップルは、日本の暑さに驚きながらも、あるスイーツを食べながら、おいしく涼を取って楽しんだそう。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。

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自然と都会、両方楽しめる旅を計画

　日本に来るのは今回が初めてだという、オランダ人のマギーさんとジェイコブさん。3週間の滞在で、東京のほか富士山周辺、京都、大阪、高野山、広島などをめぐる予定です。話を聞いたのは、日本に到着した翌日でした。

　旅行先に日本を選んだ理由は「都会と自然を両方とも体験できると思ったんです」と、マギーさん。ユネスコの世界遺産に登録されている、熊野古道に行く計画も立てています。

「都会も大好きだけど、自然にも触れたいので」と、両方を存分に満喫するために、日本全国の観光スポットを入念に下調べ。「さっきは、新宿御苑に行ってきました」と教えてくれました。

　新宿御苑は、高層ビルや商業施設などが立ち並ぶ大都会にありながらも、四季の折々の景色が楽しめる公園。広大な園内には日本庭園があり、外国人観光客にも人気です。

「ニューヨークのセントラルパークみたいに自然たっぷりでした」と、笑顔で語るマギーさん。期待通りの体験ができたようです。

暑さのなか、冷たいスイーツを堪能

　日本の美しい景色を楽しむ一方、マギーさんは日本の暑さに驚いたそう。そんななか、涼を取るために、ある冷たいスイーツを堪能しました。

「暑さにびっくりして、なにか冷たいものが欲しくなったのでソフトクリームを食べました。とても濃厚で、おいしかったです！」

　日本にソフトクリームが登場したのは1951年。明治神宮で開かれた米軍主催のカーニバルの模擬店で、初めて販売されたといわれています。現在は、地域の特色を活かしたものや、多様なフレーバーなど、日本独自の進化を続けているスイーツのひとつです。

　また、ふたりは暑さをしのぐために、日本独自の暑さ対策アイテムのチェックにも余念がありません。

「早速、日本らしいものを購入しました。携帯扇風機です。京都は暑いと聞いているので、大きな日傘も買わないといけないですね」

　ふたりの旅はまだ始まったばかり。これから向かう地域でも、おいしいたべものをたくさん食べて、暑さに負けないでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）