カルチャー
「普段の1か月分を日本では数日ペースで食べてる」 スイス人が初訪日で虜になったものとは
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訪日外国人が楽しみにしていることのひとつが、日本の食事。母国との違いを感じながら、訪れた国の料理を楽しむのも旅の醍醐味といえるでしょう。初めて日本へやってきたスイス人のふたりは、母国ではなかなか味わえない日本料理に感激。種類の多さにも驚いていました。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。
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北海道で食べたスイーツに感激
初訪日のヤナさんとダニエルさん。スイス最大の都市、チューリッヒからやってきました。滞在期間は3週間で、北海道や青森、宮城、石川、長野をまわり、最後に東京を楽しむ予定とのこと。
日本での滞在中、さまざまなものを食べたというふたり。ヤナさんは、北海道で食べたスイーツがお気に入りだそうです。
「ハマったのは、スイートポテト。小樽で食べたスイートポテトパイもおいしかったし、スイートポテトだけでいろんな種類のスイーツがありますよね」
スイートポテトの発祥は日本といわれており、スイスではあまり馴染みのないお菓子のようです。サツマイモの優しい甘さと芳醇なバターの香りに、ヤナさんはすっかり虜になっていました。
刺身の種類の豊富さに驚き!
ダニエルさんは、「日本にはおいしいものが本当にたくさんある」と驚きつつ、とくにおいしかったものを教えてくれました。
「日本のお刺身が大好きです。種類も豊富で、とてもおいしいですね。私がスイスで食べたことがある魚は、4~5種類くらい。こんなにたくさんの魚介類の刺身が食べられることなんてなかったし、どれも新鮮で最高です」
感激するダニエルさんの隣で、ヤナさんも「シーフードが身近にないので、普段の1か月分を日本では数日のペースで食べています」と笑顔を見せました。
スイスは「海なし国」といわれ、湖で採れた淡水魚を調理して食べることはあっても、日本のように刺身にして食べることはあまりないそう。母国ではなかなか食べられない新鮮な魚介に、ふたりはとても感激していました。
食事を通して、日本の魅力に触れたふたり。また日本へ訪れたときも、スイスでは味わえないおいしいものを見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)