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「日本人はこの素敵な景色に気づいている?」 フランス人女性が驚いた日本の日常風景とは
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日本人にとっては当たり前のことでも、外国人旅行者から見ると素晴らしいと感じる日本の光景があるようです。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは両親を日本へ招待。すると、両親から素敵な発見を教えてもらったといいます。自身のYouTubeチャンネルで紹介し感謝の声が寄せられています。
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現代と織り交ぜて生かし、新しい形で伝統への敬意を表す日本
「日本では、若い人たちも伝統を大切にしているんだね」
これは、オレリアンさんのご両親がフランスから日本へ訪れたときに言っていた言葉だそうです。その理由は、「街を歩くとデートで浴衣を着ている人がいる。着物や浴衣を着て写真を撮っている若者がたくさんいる」から。「すごく心が動かされたよ」と感動していたそうです。
伝統衣装である和服を、普段着としては着る人は少なくなりました。しかし、七五三や成人式といった通過儀礼や、卒業式など節目の儀式で着物を着用する人は少なくありません。また、夏の花火大会や盆踊りなどを浴衣で楽しんでいる人をよく見かけますよね。観光スポットへ行けば、手ぶらで着物体験ができる施設もあります。
「『伝統を古臭いもの』とするのではなく、現代と織り交ぜて生かし、新しい形で伝統への敬意を表している姿がとても素敵だったと言っていました。『日本人はこの素敵な景色に気づいているのかしら? これは素晴らしいことよ』と言う母」と、両親の言葉を代弁したオレリアンさん。「気づいているといいなあ」と動画を結んでいます。
動画のコメント欄には、「日本の伝統的文化を、改めて大切にしたいと思いました」「なんだか泣きそうになってしまいました。素晴らしいことを気が付かせてくれてありがとう」「素晴らしいメッセージ、目からウロコが落ちる再発見」など、感謝や感動の声が寄せられています。
普段はなかなか気づかないことも、こうやって訪日外国人の感性を通すと、新たな発見になりますね。
(Hint-Pot編集部)