紐が付いたマスコットなどに、キーリングを取り付けたいとき、紐が短すぎてマスコットが通らず困ってしまった経験はありませんか？　そんなときに道具いらずで、するっと通せる魔法のような裏ワザがX（ツイッター）で大きな話題になっています。5.8万件もの“いいね”を集めた動画について、投稿者のサトちゃん・主婦歴35年の古着屋おかみ（@froufrou24）さんに詳しいお話を伺いました。

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「これは魔法か？　手品か？」　道具いらずで超簡単

　固くて開けにくい、二重リングのキーリング。とくにやわらかい紐を通すときは、爪で無理やりリングを開けようとして爪が割れてしまったり、紐がなかなか通せず引っかかって傷んでしまったり、時間もかかるし大変ですよね。

　キーリングを開けるのにストローを使う裏ワザもありますが、用意するのは面倒……。Xで話題になったのは、道具いらずの超簡単テクニックです。

【短い紐をリングに通す方法】
1. 紐の輪の真ん中あたりに、キーリングの下部がくるように置く。リングの中を通して、紐を半分に折り返す
2. 手前側に出した紐を、リングに沿って左右に広げていく
3. リングの上部まで紐がきたら、ぎゅっと引っ張って完成

　たったこれだけで、簡単に紐を通すことができます。動画では、取りはずし方も丁寧に紹介。

「リングに通したいのに思ったより紐が短かすぎてマスコットが通らないよ～ってときはこの方法で通してみて。これは魔法か？　手品か？　ってくらい『あっ』という間に通せるよ！」とメッセージを添えた投稿には、なんと5.8万件もの“いいね”が。

　リプライ（返信）には、「え――！　こんな方法があったんですね!!!　覚えます」「これは知りたかったやつ」「もはや手品ですね」「あっという間でびっくりしました」など、驚きの声が殺到しています。

裏ワザを知ったのは20年以上前

　手品のような裏ワザを投稿したのは、千葉県富津市で「古着FROUCHARGE（フルチャージ）」という古着店を営んでいるサトちゃんさん。この裏ワザを知ったのは20年以上前で、知人に教えてもらってから、ずっとこの方法を活用しているそうです。

「紐を引っ張ったときに、キーリングの直径よりも少し大きければ通ると思います。ほかのキーホルダーが付いている状態で、この裏ワザをすると巻き込んでしまうので、必ずリングは単体で使ってください」とアドバイスを送ります。

　ちなみに、3.6万人ものフォロワーがいるサトちゃんさんのXでは、毎日6時に裏ワザを紹介しています。「ネットを中心に古着店を11年営んできたので、Xのアカウントを通して、ファッションや衣類の染み抜きや臭い取りといった生活の裏技を、楽しくお届けできればと思い日々奮闘しています」とのこと。常時5000点以上の古着を取りそろえている同店のインスタグラムアカウント（furugi_froucharge）にも注目です。

　一瞬でキーリングを付けられる簡単裏ワザ。手や爪を傷めることなく、力のない子どもでもできるので覚えておきたいですね。

（Hint-Pot編集部）