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ハンバーグをこねた手のギトギト お湯よりもすっきり洗い流す方法とは?
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家庭料理のなかでも人気が高いハンバーグ。しかし、調理には意外と面倒なこともあります。とくに、ハンバーグのタネをこねた後はひき肉の脂で手がギトギトになり、ただお湯で洗っただけでは落ちにくいのが難点。油汚れが落ちやすい食器用洗剤で手を洗う人も多いと思いますが、手荒れしないかが心配です。ハンドソープを使ってもなかなか落ちず、何度も洗い直すことになりもったいないという場合も。そこでおすすめなのが、砂糖を使う方法。短時間で脂を落とすことができます。
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ギトギトになった手をお湯で洗ってみたら…
砂糖を使った方法と比較するために、まずはハンバーグをこねてギトギトになった手のひらをお湯で洗ってみます。蛇口から流したお湯に手を差し入れて、普通に手を洗うように両手のひらをすり合わせました。
30秒ほど洗ってみましたが、お湯で洗っただけでは手のひらに油分が残ってしまいます。このままだと、ほかの調理器具を触った際に脂が付いてしまうのは必至です。
手洗いをする際、お湯の温度は40度以下に設定していることが多いと思います。しかし、固まった油分を落とすのに最適なお湯の温度は40~60度。その温度で洗うのはやけどの可能性もあり、肌に必要な皮脂膜までも洗い流してしまいます。その結果、指先のあかぎれや手湿疹ができてしまう可能性もあるでしょう。
また、ハンバーグをこねた際のベトベト汚れが取れにくい理由はほかにも。脂は手指の指紋やシワなどに入り込みやすいため、膜になって皮膚に密着してしまいます。とくに、ひき肉の脂などの動物性油脂は手に付くと冷えて固まり、頑固な汚れとして残りやすいのです。