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「好みが完全に変わりました!」 ニュージーランド人が感じた日本と母国の違い 暮らしのなかで変化したこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

日本で暮らしているニュージーランド人のイハカさん【写真:Hint-Pot編集部】
日本で暮らしているニュージーランド人のイハカさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本を訪れる外国人は、どのようなことを感じ、楽しんでいるのでしょうか。2年前から日本で暮らしているというニュージーランド人は、日本の生活になじむなかで、あることに興味を持ちました。母国との違いを感じつつ、自分の変化を楽しんでいるといいます。いったい、どんなことが変わったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

一時帰国では姉からファッションを褒められることも

 ニュージーランドから2年前に日本へやってきたイハカさん。学生時代に日本語や日本文化について学び、現在は長野県松本市で英語教師として働いています。

 日本での生活にもすっかり慣れ、住んでいる長野のほか、さまざまな日本の都市への旅行なども満喫。日本の文化や習慣に触れるなか、ニュージーランドで暮らしていた頃から変化したことがあるといいます。

「服の好みが完全に変わりましたね! 母国にいたときは自分を表現するために服を選んでいたところがありますが、日本に来てから奇抜になりすぎないように、周りに溶け込むような服を選ぶようになった気がします」

 以前はカジュアルな服を好んでいたというイハカさん。日本で暮らし始めてからは、ファッションに気を使うようになりました。ニュージーランドへ一時帰国した際は、服装の変化に驚かれることも。

「姉に、『良いじゃん! 服のスタイルがアップグレードされたわね!』と褒められました」

季節によって変化する日本のファッションに興味津々

 イハカさんは、日本人が四季に合わせてファッションを楽しんでいることに興味津々。その様子を見て、自身もファッションに季節感を取り入れるようになりました。

「日本人は季節によって着る服のテイストを変えたり、トレンドを取り入れたり、服の素材や色味を変えたりするじゃないですか! 美容院にも頻繁に通う人が多くて、髪色を変えたり、前髪を少しだけ変えてみたり。ファッションに気を使っているなと感じますね。多分それに影響されたんだと思います」

 南半球に位置するニュージーランドにも、日本と同じように四季があります。北半球にある日本とは季節が真逆ですが、気候は似ているそう。しかし、イハカさんによると、ニュージーランドには一年中ビーチサンダルを履いている人や、夏には裸足で街を歩いている人も。ファッションに気遣う人はあまり多くないといいます。

「日本で買った服をニュージーランドで着ていたら、『何この人?』という目で見られました。それでも、帰国するときは、日本で買った服を持ち帰ってニュージーランドで着るつもりです。ただそれ以前に、この大量の服をどうにかするために古着屋をオープンする必要があるかもしれません(笑)」

 日本でさまざまなことを吸収し、暮らしに溶け込むイハカさん。帰国前に、日本の魅力をたくさん見つけてほしいですね。

(Hint-Pot編集部)