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「アメリカだったら、待ってなんてくれないです」 日本のマナーに驚いたアメリカ人夫婦 「おもてなしがすごい」と感じた瞬間とは
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訪日外国人が日本で驚くことのひとつに、日本人の公共マナーの良さがあります。初訪日のアメリカ人夫婦は、日本人が当たり前にしている行動にびっくりし、おもてなし精神を実感したようです。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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アメリカ人の新婚夫婦 ハネムーンで初訪日
アメリカ北西部のワシントン州シアトルから、夫婦で日本を訪れているブルックさんとベンさん。今回が初訪日で、2週間滞在し、京都と東京をめぐる予定です。
実は、今回の旅はハネムーンだというふたり。一生に一度の新婚旅行に、どうして日本を選んだのでしょうか。
「周りに日本へ行った友達が多くて、みんながすすめてくれたからです。『食事も何もかも素晴らしいよ』って」
ただ、今年は記録的な猛暑です。日本の暑さについて聞いてみると、意外にもブルックさんは問題ないと話します。
「暑いけれど、私たちは日中でも歩き回っています。途中ショッピングを挟んだりして、けっこう快適に過ごしていますよ」
「すごく静か」 日本の電車やエレベーター内でのマナーに驚き
ふたりは観光中に、公共の場での日本人の様子に驚いたことがあるといいます。
ベンさんが驚いたのは、電車内の静けさ。「これは素敵だと思った」と絶賛します。一方、ブルックさんにも発見があったようです。
「ちょっとしたところでも、おもてなしがすごいと感じます。たとえば、エレベーターでは先に乗り込んだ人が、絶対に『開く』ボタンを押して待ってくれるんです。アメリカだったら、自分が乗ったら、みんな『閉める』ボタンを押しちゃう。待ってなんてくれないです(笑)」
日本人は公共マナーを幼い頃から学ぶことが多く、互いに過ごしやすいよう気遣い、譲り合う文化があります。ベンさんとブルックさんが気づいたように、電車やエレベーター利用時は会話の内容やボリュームに配慮し、乗降時は降りる人を優先するなど、多くの人が当たり前に行動しています。
日本独特のマナーにすぐに気づき、理解や関心を深めている様子のふたり。残りの滞在でも、日本のさまざまな文化に触れながら、素敵なハネムーンの思い出を作ってくださいね。
(Hint-Pot編集部)