日本のマナーや治安の良さなどは世界で称賛され、その様子を目の当たりにした訪日外国人が衝撃を受けることもあるようです。フランスから初めて日本を訪れたカップルは、日本人にとっては当たり前の光景に驚き、感激していました。いったい、どんなことに感銘を受けたのでしょうか。

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「日本は訪れるべき場所のひとつで、絶対に来たかったです」

　日本を初めて訪れている、フランス人のシャーロットさんとミランさん。10日間の滞在予定で、銀座や秋葉原、渋谷、築地、歌舞伎町などを回りました。東京観光を楽しんだあと、京都を訪れてから帰国する予定です。

　ミランさんは、「日本は訪れるべき場所のひとつで、絶対に来たかったです」と目を輝かせました。とくに期待しているのは、日本のおいしい食べ物。フランスにも日本食を食べられるところはあるものの、本場の味を楽しみに日本へやってきました。

　東京でさまざまな日本食に舌鼓を打ったふたり。ミランさんは「餃子と巻き寿司が一番おいしかったですね」と、お気に入りの日本食を笑顔で教えてくれました。

海外でもとても高く評価　日本の治安の良さと丁寧な対応

　ふたりが感激したのは、日本のおいしい食べ物だけではありません。街を散策中、日本の治安の良さや国民性にも心を打たれたといいます。

「地下鉄でも人があっちこっちの方向にふらふらと歩いていない。みんなまっすぐ、目的地に向かっています。それに、いきなり話しかけられたり、距離を詰めてこられたりすることがないから、そういった部分で安全だなと感じます」

　日本の治安の良さは世界からも高く評価されています。国際的なシンクタンク、経済平和研究所が毎年発表している「世界平和度指数ランキング」で、2023年に日本は9位にランクイン。一方、ふたりが暮らすフランスは67位でした。住み慣れた場所から遠く離れた日本でも、安心して過ごすことができているようです。

　さらに、ミランさんは日本人の接客や所作の美しさが印象的だったといいます。

「どのお店に入ってもあいさつをしてくれたり、お辞儀で応じてくれたり、すごく丁寧で礼儀を重んじる国だと感じます」

　日本には、礼儀やルールを重んじる文化があります。相手や状況に応じてお辞儀を使い分け、自分の気持ちを表現。そうして相手への敬意を示す日本人に、ミランさんは感心していました。

　母国では見られない、日本ならではの光景に驚いたふたり。これから行く先々でも、日本の良さをたくさん見つけてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）