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「カリフォルニアでは考えられません」 日本留学を満喫したアメリカ人 北海道旅行で感激したこととは
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日本へ来る外国人留学生が急増しています。独立財団法人日本学生支援機構が実施している「外国人留学生在籍状況調査」によると、2023年5月時点で留学生数は前年度比20.8%。治安が良くインフラが整備された日本は、留学生にとって勉強に励みやすい環境が整っています。約1年間、日本へ留学していたアメリカ人男性は、自身が住むカリフォルニアでは「考えられない」ほど、日本が便利なことに感激したといいます。いったい何に注目したのでしょうか。
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日本留学を終えて帰国したスクールメイトのふたり
スウェーデン人のオットさんとアメリカ人のレオさんは、日本留学中に同じ学校へ通っていたスクールメイトです。オットさんは日本に11か月滞在し、スウェーデンに帰国。レオさんは修了後に九州などを回ってから、8月の終わりにアメリカへ帰国しました。
ふたりは約1年間の日本留学を通して、勉強だけなく日常生活からも、日本について深く知ることができたようです。とくに、日本の夏の暑さと湿度の高さに驚いたふたりは、暑さ対策のガジェットの豊富さに感謝したといいます。
日本人の国民性は、真面目でホスピタリティが高いといわれています。その国民性が、日本の商品開発やものづくりにも表れているかもしれませんね。
北海道への旅行で便利だと感じた乗り物
留学中に北海道へ旅行したというレオさんは「公共交通機関を利用して、どこにでもアクセスできました」と、日本の便利さに目を輝かせました。日本一広大な北海道には、地域間の移動をカバーするべく多様な交通手段があります。
主要な都市をつなぐ電車網があり、車窓から自然豊かでのどかな風景をゆったりと楽しむことができます。また、高速バスも充実。旅の予定に合わせて交通手段を選べる便利さに、レオさんは感動したようです。
「僕の住むカリフォルニアでは考えられません」
レオさんによると、アメリカ・カリフォルニア州は「完全な車社会」なのだそう。とても発達した、日本の公共交通機関に大変驚きました。留学を通して、日本の良さを肌で感じたふたり。いつかまた日本へ遊びに来てほしいですね。
(Hint-Pot編集部)