カルチャー
「シドニーではあり得ない」 初訪日のオーストラリア人が驚愕 「これこそ日本」と感じた文化とは
公開日: / 更新日:
日本の公共交通機関の利便性や正確さは、世界から称賛を集めています。ただ、訪日外国人は、母国と比べて驚くこともあるようです。日本旅行を楽しんでいたオーストラリア人は、到着直後に公共交通機関を利用し、日本の“洗礼”を浴びて「これこそ日本」だと思ったそう。いったい、どのような経験をしたのでしょうか。
◇ ◇ ◇
日本のエンタメに興味津々 新宿の街を観光
オーストラリア最大の都市・シドニーから日本へやってきた、クリスさんとアレックスさん。クリスさんは2回目、アレックスさんは初めての訪日です。2週間の滞在で、東京のほか大阪と京都に行く予定だといいます。
「もともと、日本のエンターテインメントとかに興味があって、『じゃあ行こうか』という感じのノリで来ました」
まだ到着してまもないですが、東京屈指の繁華街・新宿に足を運んで楽しんだそう。これから行く大阪などでも、人気のある観光スポットに足を運びたいと意気込んでいました。
到着早々、体験した満員電車に驚き!
初めての訪日となるアレックスさんの目には、どんな光景も新鮮に映ります。到着早々、母国では見たことがないような状況に遭遇し、とても驚いたそうです。
「電車にあんなに人が詰まっているのも見たことがありません。まずシドニーではあり得ないです」と目を丸くするアレックスさん。その隣で、クリスさんは「これこそ日本」と笑いながら相槌を打ちました。
路線や駅にもよりますが、首都圏などで起こる通勤ラッシュのピークは、朝の7時30分~9時頃といわれています。アレックスさんに平日の朝が最も混んでいる時間帯であることを伝えると、首を左右に振り、苦笑いを浮かべていました。
「いや、朝だけじゃないですよね? だって、僕たちが空港から都内まで電車に乗ったのは夜の10時頃だったんですが、その時間でさえギチギチに混んでいましたよ。大きなスーツケースを持ちながら、ほぼ直立不動で身動きが取れませんでした」
到着早々に日本らしい“洗礼”を受けましたが、「これも日本の文化ですよね」と明るく振り返ったアレックスさん。まだ続く旅のなかで、オーストラリアでの日常では味わえない、日本らしい体験がたくさんできるといいですね。
(Hint-Pot編集部)