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「また日本に来なくては」 日本食への探求心が止まらないフランス人女性 “本場”の味に驚いた料理とは
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世界的にも高い評価を受けている日本食。海外でも日本食を食べられる店は増えつつありますが、“本場の味”を求めて日本を訪れる外国人も少なくありません。今回来訪したフランス人女性もそのひとり。彼女はある日本食を食べ、“本場の味”に驚いたようです。いったい、どんな料理だったのでしょうか。
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親子別行動 それぞれで楽しむ日本
フランスから家族でやってきたファティさん。今回が7年ぶり2度目の訪日です。前回は東京、京都のほか、温泉宿に滞在したそうで、今回は東京を中心に9日間の滞在予定だといいます。
この日、ファティさんはひとりで銀座でのショッピングを楽しんでいました。娘さんはスケートボードに夢中で、日本滞在中もスケートパークで練習に明け暮れているそうです。
スケートパークとは、舗装された路面を利用するストリートスポーツを行う専用の施設のこと。安安全面に危険があることから、長年愛好者たちは公道や家族連れの多い公園などで、肩身の狭い思いをしてきました。
そんな人たちが気兼ねなくストリートスポーツを楽しめるスケートパークは、近年国内で多く建設されています。今年のパリ五輪において、スケートボードで金メダル・銀メダルを獲得した日本の強さを支える理由のひとつにも、スケートパークの増加が挙げられています。
自宅でも作ってしまうほどの日本食通 本場の味に驚き
買い物やスケートボードなど、別行動で日本を満喫しているファティさん一家。そんな家族がそろって大好きだというのは「日本食」です。今回の滞在でも、築地の寿司など日本での食事を堪能しています。
「家族全員、日本食がとにかく好きなんです。パリにも良い日本人シェフがたくさんいて、コース料理を振る舞うお店に足を運ぶこともありますし、パリのラーメン店や居酒屋スタイルのお店も行きます。それだけでは満足できず、日本の食材を売っているお店に行って、家でも日本食を作っています。炊飯器も使っていますし、しょうゆやみそなど調味料はそろえています」
自分で一から作ってしまうほど、日本食をこよなく愛するファティさんですが、今回ある日本食を食べて驚きました。
「ラーメンの一風堂はパリにもありますが、やっぱり日本で食べる味は、パリで食べるものと違うように感じるんですよね。パリで食べられる日本食は、フランス人の好みの味になっているのかもしれないです」
博多発祥の豚骨ラーメン店・一風堂はいまや、15の国や地域で約300店舗を展開するグローバル企業です。ファティさんの推測通り、お店の味の枠に収まる範囲で、各地域に合わせて少しずつ味を変えているといいます。
海外に進出している日本食も、その地域の食文化や好みに合わせて味を調えていることが多いため、日本で食べるとまたひと味違った魅力が。また、“本場の味”は、ファティさんのように母国で日本食に食べ慣れている人をも魅了するようです。
「さまざまな日本の味を堪能したり、日本食の新しいスタイルを知ったりするために、また日本に来なくてはと改めて思いました」と、ファティさんの日本食への探求心は止まりません。また、母国では味わえない“本場の味”を楽しみに日本を訪れてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)