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「高すぎて手が出ませんでした」 アメリカ人が日本の高級品に驚愕 買うのを諦めた食べ物とは
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日本を訪れる外国人観光客にとって、円安によるコスパの良さは魅力のひとつです。一方で、「高すぎて手が出せなかった」ものがあると嘆いているアメリカ人がいました。いったい、どんなものを高いと感じたのでしょうか。
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国内線を使って北海道や沖縄にも
アメリカからやってきた、ディミトリさんとカーンさんカップル。ディミトリさんは2度目の訪日、カーンさんは初めての日本旅行です。滞在期間は16日間ですが、ふたりは北海道や沖縄にも足を運んだといいます。
そのため、ディミトリさんは「16日の間に、私は6回飛行機に乗りました」と苦笑い。ロサンゼルスから東京、東京から北海道、北海道から沖縄本島、沖縄本島から宮古島、宮古島から東京、東京からロサンゼルスと、かなりの頻度で飛行機を利用する旅になりました。
「日本までは長時間のフライトだったので、かなり腰はきつかったですね(笑)」と話すディミトリさん。実はアリゾナに住んでいて、カリフォルニア在住のカーンさんと合流するために乗ったアメリカ国内でのフライトも加えると、合計8回の搭乗になるそうです。
移動の疲れはあるものの、「日本に来て本当に良かったです。食べ物は言うまでもなく、それ以外にもたくさんの学びがありました」と、満足度の高い旅行先だと語ります。
母国との価格差に驚き 世界で高級品とされる日本の農産物
日本の食事を満喫したというディミトリさんとカーンさん。おいしくコスパの良い日本の食べ物を手放しで称賛しますが、あるものの価格にディミトリさんは仰天したと話します。
「日本のフルーツの値段には、本当に驚かされましたね! とくに、沖縄でマンゴーを見かけたんですが、高すぎて手が出ませんでした(笑)」
日本産のフルーツは品質が非常に良く、海外でも高級品として知られています。手頃な価格のフルーツもありますが、栽培の手間やクオリティによって価格差が大きいものも。写真を見せながら、ディミトリさんは衝撃を受けたと興奮ぎみに語ります。
「このマンゴーは2つで1万2000円だから、1つ6000円。45ドルくらいでしょ!? 高すぎる! アメリカに比べて物価が安い日本で、フルーツだけはすごく高価でかなり驚きました」
あまりの高さにマンゴーには手が出ませんでしたが、代わりに堪能したフルーツがあるそう。それは「見た目があまりにも素晴らしかったので、どうしても欲しくて23ドル(約3000円)で購入しました」という、サクランボです。
「味は言うまでもなく、おいしかったです」と顔をほころばせたふたり。日本には多くのおいしいフルーツがあるので、また旬の高級フルーツを味わいに来てほしいですね。
(Hint-Pot編集部)