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「アメリカ人には新鮮」と大絶賛 日本で食べたスイーツに感激したアメリカ人 印象に残った味とは
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訪日外国人が日本で食べて驚くもののひとつに、スイーツがあります。海外生まれの洋菓子であっても、繊細かつ丁寧な調理、そして日本ならではのアレンジと融合し、驚くべき進化を遂げている場合も。甘いものに目がないというアメリカ人は、日本で食べたスイーツのおいしさにとても驚いたといいます。そして、「アメリカ人には新鮮」と感じたそう。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。
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初めての日本を兄と一緒に満喫
お兄さんと一緒に、アメリカからやってきたカールソンさん。11日間の滞在を予定しています。1週間ほどでお兄さんが先に帰国し、残りの数日はひとりで過ごすそうです。
カールソンさんは日本の建物や文化に興味があり、「一度は行ってみたい国でした」と話します。そして、念願叶っての初訪日となった今回は、東京だけでなく、古都の京都や奈良にも足を運びました。
また、滞在中は日本の食べ物も堪能。「本当に数え切れないくらい、おいしいものを食べました。僕は甘いものが大好きなので、たくさんスイーツを食べましたよ」と、うれしそうに話します。
奈良では日本らしいスイーツを堪能
とくに心に残ったのは、奈良で立ち寄った、隠れ家的な日本風のカフェ。美しい庭園がそばにあり、とても静かな空間だったといいます。そこでケーキセットを注文し、心も体も満たされました。
「ティーカップも日本風で、雰囲気が良く、忙しい旅でほっと一息つくことができました。ほうじ茶フレーバーのシフォンケーキも絶品でしたよ」
また、カフェのケーキだけでなく、奈良県の人気観光スポットのひとつ、春日大社の近くで食べたソフトクリームも絶品だったそうです。
「抹茶のソフトクリームを食べたんです。抹茶の苦味と甘さのバランスが絶妙でしたね。苦いアイスというのはアメリカ人には新鮮で、それに色味もかわいらしい。アイスの上にはピンク色のあられがトッピングされていました。軽い食感で、クリーミーなアイスクリームのいいアクセントになっていましたね」
日本政府観光局が行った「訪日外国人旅行者の消費動向とニーズについて」の調査によると、抹茶味のスイーツは訪日外国人に大人気。お土産として購入するアメリカ人も多いようです。ほろ苦さと優しい甘さ、上品な香りに魅了され、カールソンさんもすっかり抹茶味の虜になりました。
おいしいものにもたくさん出合い、初訪日を大満喫したカールソンさん。いつかまたお兄さんと一緒に日本へ来て、日本の絶品グルメを堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)