夫婦ゲンカを抑える方法に思わず納得

　世界各地を旅し、現地人との心温まる交流を綴った漫画が大人気の五箇野人さん。ブログ「五箇野人の海外旅日記」で公開したエピソードをまとめた漫画「つかれたときに読む海外旅日記」「海外 縁にまかせて歩くだけ。」（ともに小学館刊）も好評を得ています。

　今回、ご紹介するのは、ラオスで訪れた食堂でのエピソードです。五箇野人さんが食堂でごはんを食べていると、一匹の猫が近づいてきました。どうやらお店の看板猫のようです。

　猫を愛でていると、お店のママさんがやって来て話は盛り上がり、「夫婦ゲンカになりそうなとき」についての話題になりました。ママさんには、配偶者さんとのけんかがエスカレートしないための“秘策”があるようです。

　それは、看板猫を抱っこすること。話しながら看板猫を抱っこするママさんを見て、五箇野人さんは、「気持ちが落ちつく」とその理由を探ります。もちろん、猫を抱っこすることで心の安定は保てますが、「それだけじゃない」とすごむママさん。

「じゃほかの理由って……」と五箇野人さんが問うと、ママさんからは素敵な回答が飛び出します。心温まる理由に、「めっちゃえぇやん」と五箇野人さんも納得。「猫からもらうだけじゃない感じが好き」と結んでいます。

　漫画は反響を呼び、4000件を超える“いいね”が。引用リポストには、「みんな心に猫を抱け」「ママさん素敵」「猫様は世界を平和にする」「これかなり有用なライフハックでは……」などの声が寄せられています。

ラオスは「どの野良猫も健康そうなのが印象的」

　五箇野人さんに、ラオスの旅や食堂のママさんの話について伺いました。

Q. ママさんがいる食堂でおいしかったものを教えてください。
「長距離バスのバス停に隣接している食堂で、バス旅を終えて降車したタイミングで利用しました。牛の炒め物と、カオニャオという炊いたもち米が絶品でした」

Q. ママさんと「夫婦げんか」について話したきっかけを教えてください。
「猫とじゃれながらごはんを食べていたら、近くの席でママさんが料理の仕込み作業を始めました。そのまま世間話をする流れになり、夫婦げんかの話題になりました」

Q. 猫と人間の関係性について、ラオスと日本で違いを感じましたか？
「日本に比べると野良猫が多かったです。ただ、みんなでエサをあげて、世話をしている感じで、どの野良猫も健康そうなのが印象的でした」

Q. 五箇野人さんはどんなときに猫を抱きたいと思いますか？
「猫を抱っこして愛情をもらいたいというのもありますが、愛情をあげたいときに抱くことも多いですね」

（Hint-Pot編集部）