日本のコンビニエンスストアは、世界的に見ても満足度が高く、日本を代表する文化のひとつといっても過言ではありません。初めて日本を訪れたカナダ人は、コンビニのある食べ物に感動。「クオリティが高い」と大絶賛しました。いったいどんな食べ物を評価したのでしょうか。

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日本に興味を持ったのは子どもの頃に見たアニメがきっかけ

　初訪日だという、カナダのトロントからやってきたコーナーさん。東京、京都、広島などを14日間かけてめぐるプランです。

　日本に来たきっかけを尋ねたところ「子どもの頃、アニメを見すぎてしまって（笑）。それで日本に興味を持ちました」と答えてくれました。一緒に旅をしている旅慣れした友人からは「アジア初心者にとって、日本は良い場所だ」と勧められたことも、後押しになったそうです。

　すでにいくつかの場所をめぐったコーナーさんは、日本の印象を「とてもクリーン」と語ります。さらに「東京はとても近代的ですね。とくに東京のビルの多層構造は、トロントでは見られないので非常に興味深いです。新宿都庁のプロジェクションマッピングもとてもおもしろかったです」と東京の街並みを気に入った様子です。

カナダ人が気に入ったセブンイレブンのコンビニグルメ

　日本観光を満喫しているコーナーさんは、コンビニでの買い物も楽しんでいます。とくにお気に入りのコンビニはセブンイレブンです。

「セブンイレブン最高！　大好きです！（笑） 日本のセブンイレブンには食べ物がたくさんありますが、トロントのコンビニはガソリンスタンドに併設されている物が多く、食品はあまり置いていません」

　トロントのコンビニ事情も詳しく教えてくれたトロントさん。日本のコンビニでは、おにぎりとサンドイッチに衝撃を受けたと話します。

「おにぎりとサンドイッチのクオリティがこんなに高いなんて、ちょっとびっくりしました。タルタル海老カツのサンドなんて、見たことのない組み合わせで、味が気になって買ってみました。おにぎりもいろんな種類があって、選ぶのが楽しいですね」

　また、驚いたことはほかにもあるのだそう。

「値段もカナダに比べてかなりお手頃です。日本では、コンビニのごはんは旅の強い味方だって思いました。『おいしいのに安いけどいいんですか？』って思います」と、カナダのコンビニとの違いに驚きを隠せません。

「おにぎりやサンドイッチの包み方がすごくおもしろくて、開けるのが楽しいので、これも記念に撮りました」と日本の包装技術にも感嘆しています。日本のコンビニでの発見や体験は、楽しい思い出として残るでしょう。

（Hint-Pot編集部）