約15分のブラッシングで取れたのは過去最高の毛量

　話題になったねこは、サイベリアンで2歳の男の子「こたつ」くんです。かわいらしいお名前は、童謡「ゆき」の一節「猫は火燵で丸くなる」からインスピレーションを得て、つけられました。

　10月に入り、少し早い換毛期に入ったこたつくんは、飼い主さんから約15分のブラッシングをしてもらいました。飼い主さんは毛量に驚愕し、写真を撮影したそうです。

「ブラッシングを行ったあとの毛玉が過去最高の大きさになったので、記念に写真で残しておこうと思い、撮影をしました。そこへ毛玉に興味津々な様子で、こたつが寄ってきたんです」

ブラッシングがちょっぴり苦手なこたつくん　飼い主さんが工夫していることとは？

　こたつくんは、ねこらしい気まぐれな一面があるものの、寂しがり屋で甘えん坊な性格。家族が大好きな反面、ブラッシングはちょっぴり苦手で、いつもおやつでなだめられているそうです。おやつがなくなると、ブラッシングが終わることも学習しており、いち早くおやつを食べ終えようとすることもあるのだとか。

　ブラッシングは、被毛をきれいに整えるためだけではなく、健康管理においても大切なこと。飼い主さんには、ブラッシング中の不快な気持ちを少しでも取り除いてあげられるよう、気をつけていることがあるそうです。

「ブラッシングが苦手なこたつが嫌な思いをする時間が少なくなるように、ブラッシングスプレーを使用して、ブラッシングの頻度を減らすといった工夫をしています」

　飼い主さんの手厚いケアで、美しい被毛と健康を保っているこたつくん。本格的な換毛期に入り、少しだけブラッシングの時間が増えるかもしれませんが、そんな飼い主さんとの時間を大切に、楽しい毎日を過ごしてほしいですね。

○取材協力：サイベリアンのこたつ（@Okota_siberian）さん

（Hint-Pot編集部）