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「寒い日も手袋をはずさずに使える」 登山中の「もしも」に備える意外なスマホアクセサリーとは 山岳救助隊が呼びかけ
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マップ確認や写真撮影など、登山中も大活躍のスマートフォン。しかし、もし遭難したときなどにSOSを出すためにも、できるだけバッテリーを消耗させないようにしたいですよね。長野県警察山岳遭難救助隊は公式X(ツイッター)アカウント(@NAGANO_P_M_R)で、寒い季節に気をつけたいスマホの取り扱いについて投稿。バッテリーの消耗を防ぐために必要な対策を呼びかけています。
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「『もしも』に備え、保温対策を」
天気予報を確認していても、山では急激に天候や気温が変化することもあります。万が一のときに情報収集や救助を求める通信手段として、スマホは重要なライフラインのひとつです。予備バッテリーも準備して、登山中にきちんと使える状態にしておくと安心ですよね。
しかし、十分に準備していたつもりでも、思いがけずバッテリーの消費が早まってしまうことがあります。その理由は、低い気温。同アカウントは「スマートフォンの使用に適した温度は、機種にもよりますが、5~35度です」との書き出しで、注意を呼びかけました。
投稿によると、「これからは、日ごとに冷え込みが厳しくなり、低温下ではバッテリーの消耗が早まるほか、液晶画面に不具合が生じることも 行動中はウェアの内ポケットに入れるなど、『もしも』に備え、保温対策をしましょう」とのこと。
さらに、添付された写真には「スマホの保温対策に併せて」登山時におすすめのアクセサリーをつけたスマホが写っています。カバーは、液晶画面を守ることができるブック型。「脱落による紛失・故障防止」のカラビナ付きストラップや、「寒い日も手袋をはずさずに使えるタッチペン」も装着されています。
もちろん登山時だけでなく、普段の外出時も、途中で電池残量がゼロになるような状況は避けたいところ。まだ気温が高い日もありますが、日に日に秋の深まりを感じる季節。山での使用に限らず、いつでもスマホを快適に使えるようにしておきたいですね。
(Hint-Pot編集部)