世界展開している飲食チェーン店では、国によって味やメニューを変えていることが多いでしょう。日本ナイズされた食べ物を食べた訪日外国人は、どのように感じるのでしょうか。オランダ人大学生の4人組は、日本のマクドナルドで「日本限定」メニューに挑戦。「すごくおいしかった」料理があったそうです。絶賛した食べ物とはなんだったのでしょうか。

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高校時代の友人4人組　満場一致で決めた日本旅行

　友人4人組でオランダからやってきたという、大学生のドノバンさんとカイさん。日本へ来るのは初めてですが、4人はもともと日本のアニメが大好きです。そのため、日本旅行は満場一致で決定したといいます。

　21日間の滞在を予定しており、東京を拠点に鎌倉や河口湖をめぐります。また、大阪や京都にも足を延ばす予定なのだとか。

　日本食も好きだというふたりは、すっかり日本の食べ物に魅了されているようです。ドノバンさんの大好物だというトンカツをさっそく楽しんだそう。また、甘いものが好きなカイさんは日本のスイーツを堪能しています。

世界で人気の日本発祥フレーバーを満喫

　　日本の食文化を楽しむなか、ドノバンさんとカイさんは、世界的なファストフード店である、マクドナルドにも立ち寄りました。もちろん母国のオランダにもマクドナルドはありますが、日本独自のメニューに興味が湧いたようです。

「マクドナルドのメニューが全然違って、おもしろかったですね。倍てりやきチキンフィレオがすごくおいしかったです！　甘辛いソースがチキンにすごく合っていました」

　海外でも「teriyaki」として、すっかり市民権を得ているてりやき味。日本のしょうゆメーカーが、アメリカでの需要を拡大しようと発案したのが「teriyaki」ソースで、1967年に販売されました。その後、甘辛いソースはすっかり定着。アメリカだけでなく、世界的にも人気の味になっています。

「ソルトライチのシェイクも日本の限定メニューらしく、試してみましたがおいしかったです！　何より7ユーロ（約1130円）でお腹いっぱいになったので、学生の僕たちにはすごくうれしかったですね」

　オランダのマクドナルドでは、ハンバーガーだけで7ユーロ前後。ドノバンさんが食べたハンバーガー、マックフライポテト、マックシェイク、マックフルーリーなどをオランダで注文した場合、20ユーロ（約3240円）前後とかなり高額になります。ドノバンさんたちにとっては、リーズナブルな価格も魅力的に映ったようです。

　日本で新たな味に出合ったドノバンさんたち。行く先々でも、その土地ならではのローカルグルメがあるので、いろいろな食を試してみてほしいですね。

※1ユーロ＝162円で換算

（Hint-Pot編集部）