世界には海に面していない国があります。そんな内陸国のひとつであるスイスで暮らす日本人YouTuberのAmiさんは、日本へ帰国した際、海を見たことがない子どもたちと一緒に熱海へ足を運びました。初めての海に、子どもたちはどんな反応を見せたのでしょうか。

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新幹線はうれしいけれど…海には関心なし？

　スイス人の夫・ファビオさんと、長男・ミオくん、次男・リノくん、そして昨年誕生した三男・ソノくんの3人の子どもたちとともに、スイスで暮らしているAmiさん。今年3月から約4か月にわたり一時帰国しました。実家がある北海道で過ごしたあと、スイスに戻る前に東京観光を満喫。さらに、熱海にも行きました。

　内陸国のスイスで生まれ育ったAmiさんの子どもたちは、今まで本物の海を見たことがありません。そんな子どもたちに、Amiさんは「本当の海を一度どうしても見せてあげたい」と思っていました。

　東京駅から新幹線に乗って、熱海へ向かうAmiさん一行。この日は、ファビオさんが体調を崩していたこともあり、少し遅めの出発になりました。移動中、子どもたちはずっとご機嫌。新幹線に乗れたことがうれしくて、ミオくんはAmiさんに「ありがとう」と笑顔を見せます。

　ただ、海にはあまり関心がない様子。これから海を見にいくと伝えられても、「ゴジラがいたら怖いから……」と、映画で見たシーンを思い出しやや不安げです。

体調不良だったファビオさんも海に大満足

　いざ海に到着すると、一目散に飛び出していきそうになるミオくんとリノくん。靴と靴下を脱ぎ、ミオくんはまず砂の感触を確かめます。リノくんと一緒に浅瀬で走り回ると、途端に大興奮。びしょ濡れになって大はしゃぎしました。

　小さいカニを見たり、砂にお絵描きをしたり、初めての海を思い切り楽しむふたり。ソノくんにも海を感じてもらおうと、海辺の濡れた砂を小さな手で何度もすくって運びます。お兄ちゃんたちの優しさに、ソノくんはキラキラの笑顔に。

　体調が万全ではなかったファビオさんですが、久しぶりの海に癒やされた様子。Amiさんから「楽しめた？」と聞かれると、「（海に来られて）本当に良かった。子どもたちは海が大好きだった。初めてのビーチですごい長い時間遊んでいた。本当に良かった。良い経験になった。海に来たのは正解だったよ」と、楽しい時間を振り返りました。

　コメント欄には「パパさんはつらそうなのにポジティブなコメントばかりで本当に素敵」「子どもたちのために海に来て良かったって言ってくれるパパの優しさに感涙」「なんて良い家族なんでしょう！」「3人のお子さんは幸せですね」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）