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「あれにはびっくり」 イタリア人が日本観光中に困惑 乗るのが大変だった乗り物とは
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日本には、世界に誇れるものがたくさんあります。パートナーと一緒に日本を訪れたイタリア人は、東京から京都へ向かう際に利用した日本の乗り物を大絶賛。母国に「持ち帰りたい」と思ったといいます。その一方で、観光中に不便に感じた乗り物もあったそうです。ふたりの感情が動いた乗り物とは何だったのでしょうか。
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15日間の滞在 お気に入りは京都
イタリア北部にある都市、ミラノからやってきたパトリツィアさん。パートナーのアンドレアさんと一緒に15日間、日本に滞在する予定です。パトリツィアさんは初訪日。一方、アンドレアさんは10年前に訪日経験があり、今回が2度目の日本です。
ふたりはすでに、白川郷や金沢、京都を観光したそう。これから兵庫の城崎温泉や和歌山の高野山、そして大阪、神戸をめぐる予定です。
「日本には、時代の最先端を行く東京のような街があったり、白川郷のように美しい風景の郊外があったり、京都のように歴史あふれる街もあったりして大満足です。本当に思い出深い旅行になっています」
日本の新幹線を大絶賛の一方でバスの混雑ぶりにびっくり
旅の途中、とても感動した乗り物があったというふたり。東京から京都へ向かう際に利用した新幹線です。アンドレアさんは2度目の訪日ですが、新幹線に乗ったの今回がは初めてでした。
「日本の新幹線は最高です。とても静かで動きがスムーズ。揺れも少なく、あっという間に京都へ到着しました。イタリアでは電車が時間通りに来ることなんてないし、線路の設置が悪いのか、ガタガタと揺れるし……」
乗り心地の良さに感激したアンドレアさんは、「新幹線のシステムはイタリアに持って帰りたいですね」と、とても気に入った様子。それにはパトリツィアさんもうなずき、日本の公共交通機関の快適さを絶賛します。
「本当に日本の電車のシステムは素晴らしいわ。私たちが利用したときはそこまで混んでいなかったので、比較的スムーズに乗ることができました」
しかし、パトリツィアさんには、不便さに驚いた乗り物もあったといいます。
「京都でバスに乗ったのですが、混んでいて大変でした。銀閣寺へ行くとき、バスを待っている人が多すぎてなかなか乗ることができなくて。あれにはびっくりしましたね」
多くの観光客が訪れる京都では、オーバーツーリズムが問題になっています。そのひとつとしてよく上がるのが、市バスの大混雑。京都市は、人気スポットにだけ停車する、観光特急バスを導入するなど対策をしていますが、完全解決とはいかないようです。
移動手段もしっかり使いこなし、日本の旅を満喫しているふたり。残りの期間でも、日本の魅力をたくさん見つけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)