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「日本ではやらないと決めました」 初訪日のアメリカ人が母国との違いに驚愕 「大変そう」だと感じたこととは

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著者:Hint-Pot編集部

アメリカから初めて日本へやってきたマイケルさん【写真:Hint-Pot編集部】
アメリカから初めて日本へやってきたマイケルさん【写真:Hint-Pot編集部】

 初めて行く場所ではワクワクする一方で、普段なら難なくできることに不安を覚えることもあります。日本を初めて訪れたアメリカ人は、ある光景を見て、母国では簡単にできても「日本ではできない」と思ったことがあったそう。それはいったい、どんなことだったのでしょうか。

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初めての日本旅行を父親と満喫

 父親と一緒にアメリカから日本へやってきたマイケルさん。今回が初めての訪日です。2週間滞在し、箱根や京都、東京を観光する予定だそう。

「日本は行ってみたかった国なんです」と話すマイケルさんはこの日、秋葉原の街を散策。これから渋谷へ向かい、スクランブル交差点や、展望施設のSHIBUYA SKY(渋谷スカイ)へ足を運ぶといいます。

 日本にはアメリカとの違いはあるものの、過ごしにくさを感じることはないそう。「似ているところもあるし、お店を見てみてもびっくりしたり、変な感じがしたりすることはまったくありません」と、すっかり日本の旅を満喫している様子です。

日本では公共交通機関を利用

 ただ、マイケルさんにはひとつだけ驚いたことがありました。それは、日本の道路交通事情です。

「日本の道路を見て、とても驚きました。どうしたらこのように機能するのか、まったくわかりません。狭い道でも一方通行ではなくて、対面通行だったりしますよね。バイクとかも多いし、駐車するのも大変そうです。日本では運転しないと決めましたよ(笑)」

 広大な国土を持つアメリカは、車社会として知られ、国民のおよそ2人に1人が自動車を保有しているといわれています。移動手段のほとんどが車で、公共交通機関の利用率は低めです。

 マイケルさんは、運転に慣れているものの、日本のように車線の幅が狭い道路で安全に車を走行させるのは困難だと感じたようです。そのため、日本の旅では公共交通機関を有効活用しています。

「日本の公共交通機関はパーフェクト。最初こそ、どのように乗車すればいいのかを理解する必要がありますが、慣れてしまえばどこにでも簡単にアクセスできますね。ジャパン・レール・パスも持っていますし、スマートフォンにはSuicaを入れましたよ」

 さまざまな移動手段を駆使して、安全第一で日本の旅を楽しんでいるマイケルさん。お父さんと一緒に、いい思い出をたくさん作ってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)