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「1つずつあるのがいいなと思いました」 ポルトガル人が日本の大浴場を初体験 驚いた設備とは
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世界的に見ても、ユニークな特徴を持つ日本のお風呂文化。とくに、温泉や大衆浴場を体験し、驚く外国人は少なくありません。初訪日のポルトガル人は、宿の大浴場で細かな配慮に気がついたといいます。それは一般的な設備なのですが、いったいどんなことに感動したのでしょうか。
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日本の食・アニメ・文化に惹かれ初訪日
日本へ来るのは初めてだという、ポルトガル人のロドリゴさん。一緒に旅しているジョージさんとクラウディアさんは、婚約中のカップルです。3人はこれから、オリジナルの指輪を製作してくれる店に立ち寄る予定だそう。
しっかりと事前リサーチをし、旅の計画を練っている様子から、訪日を待ち望んでいたことが伝わってきます。そんな3人が日本行きを決めた理由は、日本食やアニメなど、日本の文化に興味があったから。2週間滞在し、東京や箱根、河口湖、京都、奈良、大阪などをめぐる計画です。
ロドリゴさんとジョージさんに、日本で印象に残った体験を聞いたところ、箱根で大浴場に入ったことだと教えてくれました。生まれて初めての体験でしたが、リラックスして漫喫することができたようです。
「恥ずかしくなかったかって? 大丈夫でした。ちょうど自分が入ったときは誰もいなかったんです(笑)」とジョージさん。
ゆっくりと湯船に浸かる習慣がない外国人にとって、日本の温泉や大衆浴場を利用することは新鮮な体験のひとつです。海外でも温泉がある国はありますが、水着を着用することが多いため、日本でその違いに戸惑う人は少なくありません。ジョージさんも、少し恥じらいはあったものの、タイミング良く利用できて、旅の疲れを癒やすことができたようです。
洗い場に備え付けられた鏡と椅子に感動
一方、ロドリゴさんは大浴場の便利な設備に目を奪われていました。
「洗い場に鏡がついていて、椅子が1つずつあるのがいいなと思いました! 僕も恥ずかしくなかったですよ」
洗い残しがないかチェックができる鏡に、ゆっくりと腰を掛けながら洗うことができる椅子。しかも座っていることで、立ったまま流すよりも周りへの飛び跳ねを抑えることができます。そんな日本ならではの細かい配慮が行き届いた設備にロドリゴさんは感動しました。
日本の大衆浴場についてそれぞれの感想を語ってくれたロドリゴさんたち。残りの滞在でも、日本ならではの文化体験を重ねてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)