一定の距離を保って過ごすあんずちゃんとちくわぶちゃん

　ウェルシュ・コーギー・ペンブロークで4歳の「あんず」ちゃんは、おとなしくて臆病な性格の女の子。繁殖引退犬で、2歳のときに飼い主さんにお迎えされました。家族の前では甘えん坊で、よく“なでなで”を要求しますが、外の世界や知らない人は苦手です。

　そんなあんずちゃんは、元保護ねこで4歳の女の子「ちくわぶ」ちゃんと一緒に暮らしています。ちくわぶちゃんも甘えん坊で、抱っこしてほしくて飼い主さんにジャンプしたり、一緒の布団に入って寝たがったりするそうです。

　2匹の相性は悪くはないものの、お互いにほど良い距離を保って過ごしています。

「特別仲良くもなく、悪くもなく、お互い我関せずといった感じです。いぬが走ったり、騒ぎすぎたりすると『うるさいからやめなさい！』と“ねこパンチ”が入ることもあります。あとは、2匹とも甘えん坊なので、私の膝の上を取り合うこともあります。けんかはしないので、お互い手は出さず、どちらかが諦める感じです」

ホットカーペットの上でウトウト…“へそ天”は日常茶飯事のあんずちゃん

　話題の写真が撮影された日は気温が低く寒かったため、ホットカーペットをつけていました。すると、あんずちゃんがカーペットの上でウトウト。日差しもあり暖かったので、そのまま熟睡してしまったといいます。

「“へそ天”自体は、平日の静かな時間帯にほとんど毎日しています。だいたい2時間くらいはやっている気がします。でも、今回のようにきれいに真上を向いているのは珍しいです」

　あんずちゃんは10分ほど“へそ天”状態だったそうで、そのまましばらく寝続けました。そんなあんずちゃんから少し離れたところで、ちくわぶちゃんもカーペットの温もりを感じながらマイペースに過ごしていたそうです。

　うまく一定の距離を保ちながら、それぞれの時間を楽しむあんずちゃんとちくわぶちゃん。優しい飼い主さんと一緒に、これからも幸せな日常を過ごしてほしいですね。

○取材協力：ばななな（@Banana_corgi7）さん

（Hint-Pot編集部）