カルチャー
「アメリカだったら絶えず聞こえてくるのに」 初訪日のアメリカ人が日本で驚いたこととは
公開日: / 更新日:
世界的に見て、日本人は公共でのマナーが良いと評価されています。実際に日本へ来て、その様子を目の当たりにし、驚く外国人観光客は少なくありません。初めて日本を訪れているアメリカ人カップルは、東京と母国に大きな違いを感じたといいます。日本ではほとんど耳にすることがないと思ったこととは。
◇ ◇ ◇
周りの友人たちのすすめで日本へ 「経験に値する場所」
アメリカ・ノースカロライナ州からやってきたサバンナさんとゲイブさん。ともに今回が初訪日で、2週間半の滞在を予定しています。これから富士山や京都、大阪、金沢とめぐり、再び東京に戻ってくるといいます。
「日本を旅行先に選んだのは、『日本へ行って良かった』と言っている友達が本当に多かったからです。まだ2日だけど、すでに経験に値する場所だなって思っています」
サバンナさんとゲイブさんは普段、ノースカロライナ州のなかでも比較的小さな街に住んでいるそう。ふたりの目に、日本はどのように映っているのでしょうか。
「東京は超巨大なニューヨークといった印象ですが、とにかく静かというのが一番の感想です。クラクションの音が全然しないですよね? アメリカだったら絶えず聞こえてくるのに……」
目を丸くして答えたゲイブさん。ドイツの自動車用品販売チェーンkfzteile24が2017年に発表した調査によると、「ドライブに最適な都市」ランキングで日本の東京は、100都市中なんと4位。
一方、ゲイブさんが比較したニューヨークは70位で、混雑レベルに大きな違いがあります。そうした状況からも、日本のほうがクラクションを聞く機会が少ないのかもしれませんね。また、ゲイブさんは車だけでなく、歩行者にも違いがあると感じているといいます。
「インフラが整っていて、どこも整然としていますね。建物内や歩道……人はすごく多いのに、混乱がありません」
まだ滞在は短いながらも、すっかり日本に魅了されている様子。サバンナさんも終始、笑顔が絶えません。「お茶などの文化体験も楽しみなんです」と語るふたり。残りの滞在でも、たくさんの日本的な体験をして帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)