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アメリカ人が日本のトイレで「なんだこれは」 個室内で「よく考えられている」と感激したものとは
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トイレ先進国といわれる日本。多機能なトイレは、多くの訪日外国人を魅了しています。友人のすすめで初めて日本を訪れたアメリカ人カップルもまた、日本のトイレを大絶賛。男性がとくに注目したのは、温水洗浄便座といった機能ではありませんでした。「よく考えられている」と驚いたものとはなんだったのでしょうか。
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初訪日のアメリカ人 日本は「経験に値する場所」
初めて日本を訪れている、アメリカ人のサバンナさんとゲイブさん。2週間半の滞在を予定しており、東京や京都、大阪、金沢などをめぐる計画です。
サバンナさんは「日本を旅行先に選んだのは、『行って良かった』と言っている友達が本当に多いから。まだ到着して2日だけど、もうすでに、経験に値する場所だなって思っています」と、すでに日本を気に入った様子。
東京では、渋谷や原宿でショッピングを楽しんだり、上野動物園やチームラボ、アートアクアリウムなどを訪れたりと、精力的に観光スポットを散策しているようです。さらに「お茶とか、文化体験も楽しみなんです」と、まだ始まったばかりの日本の旅への意欲に満ちていました。
「なんだこれは」 便利さに驚いた日本のトイレ
サバンナさんとゲイブさんには、日本に到着してすぐに驚愕したことがあるそうです。
「日本でなんだこれはと思ったのはトイレですね」
日本では、無料にもかかわらず、清潔で多機能なトイレが当たり前になっています。温水洗浄便座や、保温便座などの機能性に訪日外国人が驚くことはよく耳にしますが、ゲイブさんが着目したのは別のものでした。
「バッグを引っかけられる箇所がいくつかあったり、小さな子を座らせるスペースがあったり、すごく考えられていますよね」
一方、サバンナさんは「プライバシーボタンは最高です」と、水洗音などが流れるトイレ用擬音装置を称賛。最近では、外国人でもわかるようボタンに音符のマークと、「PRIVACY」と英語で表記されているなど親切設計になっています。
「アメリカでももっと普及すべきだと思います」とゲイブさん。どうやらすっかり日本を気に入ったようで、「愛犬とか家族、友達には会いたくなるかもしれないけれど、アメリカが恋しくなる瞬間は当分訪れそうにないかもしれません」と笑いました。
残りの滞在でも、日本のトイレを快適に使いながら、旅を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)