日本には独特な文化や習慣があり、訪日外国人が自分の国との違いを感じることもあります。ただ、それも旅の醍醐味。初めて日本を訪れたイタリア人女性は、楽しみにしていることがあるそう。イタリアにもあるけれど、異なる部分があるようです。いったい、何を楽しむ予定なのでしょうか。

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15日間の滞在を予定　すでに日本を満喫

　イタリアからやってきたアンドレアさんとパトリツィアさん。アンドレアさんは10年ぶり2回目の訪日で、パトリツィアさんは初訪日です。15日間の滞在で、東京や金沢、京都、大阪、神戸などをめぐる計画をしています。

　前回の訪日は仕事が目的だったため、観光がまったくできなかったというアンドレアさん。今回は城崎温泉に足を運ぶようで、パトリツィアさんも期待に胸を弾ませていました。

「城崎温泉はとても雰囲気のいい温泉だと聞いています。イタリアにも温泉はたくさんあって、ミラノにも手軽に行ける温泉がいくつもあります。そうはいっても、イタリアと日本では温泉の文化やマナーも違うでしょうから、城崎温泉に行くのがとても楽しみです」

　イタリアの温泉は男女混浴で、水着を着て入るのが一般的。日本とは入浴のルールやマナーが異なるため、パトリツィアさんはしっかり予習してきたそう。母国との違いに興味津々な様子でした。

行きたいところが多くて…再訪日を希望

　すでに金沢や京都を観光し、美しい風景にすっかり魅了されたというふたり。まだ旅は続きますが、もっと長く滞在したい気持ちに駆られているようです。

「15日間の旅行だというと、日本の人は『長くていいですね』と言いますが、とても短く感じます。だって、15日間では日本をすべて見ることができないので」

　限られた期間でさまざまな名所に立ち寄っていますが、パトリツィアさんには行ってみたいところや見てみたいものがたくさんあるそう。残念ながら、今回の滞在ですべてを叶えることはできず、再訪日を熱望していました。

「今回の旅では広島や長崎に立ち寄れないし、北には北海道がありますよね。春先に見る桜もきれいだと聞いたし、次はいつ来ようかと考えているくらいです（笑）」

　季節によって、景色や食べ物などの楽しみ方が変わるのも日本の魅力。次の訪日でも、さまざまな場所を訪れて、日本の良さを感じてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）