幸せにあふれる元保護ねこの生活。外で暮らしていたねこたちが人間に心を許し、甘える姿に心を打たれます。愛情たっぷりに育てられている様子は、2024年のSNSでも大きな反響を呼びました。今回は、たくさんの人を虜にした元保護ねこ3組をご紹介します。

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愛猫の写真を見せると思わぬ反応が…

「ねこの写真見せて」　友人のリクエストに応えたら…無言になったワケとは

【プロフィール】
うにくん／推定9～11歳／男の子
取材協力：やーこ（@yalalalalalala）さん

　飼い主のやーこさんと「うに」くんの出会いは、やーこさんが当時よく訪れていた大学です。うにくんは清掃員さんにお世話されていましたが、ある日、猫エイズキャリアであることがわかります。通院が必要で「外の生活に戻すのは難しい」と聞いたやーこさんは、うにくんをお迎えすることにしました。

　うにくんとの暮らしがすっかり定着したある日のこと、やーこさんはねこ好きな友人から「ねこ成分が足りないから補充したい」と言われます。さっそく、うにくんの写真を差し出したやーこさんですが、友人は「ん……？」と言ったまま、無言になってしまいました。

　というのも、写っているうにくんは頭や手足が見えておらず、丸まった背中だけの姿だったから。友人にとって、一瞬でねこと識別するのは難しかったようです。

　投稿はX（ツイッター）で4000件以上の“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「毛玉ですね……」「恐竜の卵みたいですね。見たことないけど」「あら　見事にまん丸。にゃんこは後ろ姿もかわいいですね」「丸い花瓶的なオブジェというほうがしっくりする背中からおしり」など、さまざまな声が寄せられています。