Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

カルチャー

「また来たいかと言われたらごめんなさい」 ドイツ人やアメリカ人、オランダ人がこぼした日本への本音 改善してほしいこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツ人の(左から)キーノさんとヴァレーナさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツ人の(左から)キーノさんとヴァレーナさん【写真:Hint-Pot編集部】

 円安などの影響で、インバウンド消費が2023年に過去最高を記録するなど、訪日外国人観光客は増加の一途をたどっています。日本人のマナーの良さや食事のおいしさなどを称賛する一方、文化が異なるからこそ不便さを感じたこともあるようです。彼らが日本でどんなことに気づいたのかを振り返ります。

 ◇ ◇ ◇

日本にハマらなかったドイツ人

「また来たいかと言われたらごめんなさい」 初訪日のドイツ人が日本で困った出来事とは

 ドイツ人のキーノさんとヴァレーナさんは、今回が初めての訪日。さまざまな観光スポットをめぐるなか、ヴァレーナさんには、少し残念に感じたことがありました。

「日本の旅行はとても貴重な経験でした。でも、また来たいかと言われたら、ごめんなさい。どちらというと私にはハマらなかった気がします。一番の理由は、日本のみなさんが英語をほぼ話さないこと。カフェやレストランに行ってもなかなか注文できないなど、それが少し残念だなと感じてしまいました」

 キーノさんも、コミュニケーションがうまく取れないことにもどかしさを感じたそう。日本人の英語力向上を期待する一方で、日本語の習得に意欲を見せていました。