カルチャー
「また来たいかと言われたらごめんなさい」 ドイツ人やアメリカ人、オランダ人がこぼした日本への本音 改善してほしいこととは
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日本の住宅に不便さを感じているアメリカ人
「トイレへ行くのにも覚悟がいる」 アメリカ人が驚いた 日本の住宅の当たり前とは
日本で語学学校に通いながら、宣教師をしているアメリカ人のエリックさん。1年半前に妻子とともに日本に移住しました。現在は慣れたものの、暮らし始めたときに驚いたことがあったといいます。
「日本の住宅にはセントラルヒーティングがないこと! アメリカの一般的な住宅はみんなセントラルヒーティングがあって、冬でも家中が同じ気温で暖かいんだ。日本はリビング以外が寒い!」
日本の場合、賃貸などの集合住宅にはエアコンが備えつけてありますが、暖かいのは部屋の中まで。廊下や浴室、トイレでは寒さを感じることがほとんどです。「いつも、リビングを出るタイミングで服を着込んでいるよ。トイレへ行くのにも、日本だと覚悟がいるよね」と、母国との違いに衝撃を受けている様子でした。
お弁当を食べる場所探しに苦労したオランダ人
「日本の人たちはどうしているの?」 初訪日のオランダ人が思わずこぼした日本で困ったこと
オランダから初めて日本にやってきた、ピーターさんとルイーザさん。日本を旅行するなかで人気グルメを堪能し、とくに日本のお弁当に大興奮したそう。ただ、あることに困っていました。
「お弁当を食べるところに困りました。日本の歩道には、ベンチとか少し座れる場所がないですよね。なので、公園を探して食べたんですが、少し疲れたときや座りたいときなど、日本の人たちはいったいどうしているんでしょう?」
日本では、浮浪者対策や安全対策などさまざまな理由から、海外と比べると歩道などに設置されているベンチ数が、確かに少ないかもしれません。ただ、高齢化が進んでいることもあり、ベンチを増やす取り組みをする自治体が増えているようです。
ふたりにとって、おいしい食べ物や独特な文化に触れながら、母国との違いを発見できた旅になりました。
(Hint-Pot編集部)