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「3歳児が誤飲して腸を挟んで穴が開く事故も」 消費者庁が注意喚起 クリスマスプレゼントなどの誤飲事故に「怖すぎる」の声
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ツリーを飾ったり、ケーキを用意したり、心が浮き立つクリスマス。サンタクロースにプレゼントをお願いし、楽しみにしている子どもたちも多いでしょう。しかし、心が浮き立っていると、思わぬ事故が発生することも。「消費者庁 子どもを事故から守る!」の公式X(ツイッター)アカウント(@caa_kodomo)は、クリスマスの時期に気をつけたい子どもの誤飲について注意喚起しています。
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「『まさか…』と病院に連れていったな…」
「クリスマスのプレゼント等に注意!」
そんな書き出しの投稿に添えられた、ハイハイする赤ちゃんのイラスト。赤ちゃんの周りにはさまざまな物が散乱しています。ビーズ状の消臭剤がこぼれ出たケースや、犬の玩具から飛び出た電池。リモコンのようなものからは、小さなボタン電池が出ています。そして赤ちゃんは、磁石で形を変えられる知育玩具に手を伸ばしているようです。
新しい玩具が増える時期。「子どもが玩具やクリスマス飾りを誤飲する事故が発生! 体内からボタン電池や釘が見つかったことも」と紹介し、注意すべきポイントを挙げました。
・小さなものや部品がはずれそうなものは飾らない
・プレゼントの安全性を確認
・兄姉の玩具にも注意
小さな子どもは、手にしたものを誤って口に入れてしまうことがあります。のどに詰まらせたり、飲み込んでしまったりすると非常に危険です。
投稿の引用リポストには、「あああああっ、どれも怖い。とくにネオジム磁石は怖すぎる」「そういやムッスコ3歳のクリスマスイブにテレビのリモコンの電池が行方知らずになって、『まさか……』と病院に連れていったな……」などの声が上がっています。
「X線検査で小腸内に約5ミリの釘が見つかった」
投稿には、同庁の公式ウェブサイトに掲載されている「クリスマスやお正月――飾り物やプレゼントの誤飲に注意!」という特集のリンクも掲載。そこには、同庁の事故情報データバンクに寄せられた誤飲の事例が紹介されています。
「子どもがクリスマス飾りの部品を誤飲した疑いがあり受診したところ、X線検査で小腸内に約5ミリの釘が見つかった」(1歳)
「鏡餅のパックを子どもの近くに置いておいたところ、中からプラスチック製の飾りの橙を取り出し口に入れていた。へたの部分がないため誤飲を疑い受診した」(1歳)
「保護者がクリスマスの飾りを出しているところに一緒にいて、光る飾りを舐めて、中のボタン電池を飲み込んでしまった。飾りを投げて壊し、フタが取れてしまったようだ。X線検査にて胃内に確認された」(9か月)
そのほか「クリスマスプレゼントとして与えられたマグネットボール(強力な磁石のセット)を3歳児が誤飲して腸を挟んで穴が開く事故も起きています」とのこと。
イベントが続くシーズン。子どもたちが笑顔で楽しく過ごせるよう、十分注意したいですね。
(Hint-Pot編集部)